20日、「マクドナルドが残業代支給へ方向転換」
という報道がありました。
現在、賃金体系の変更をお手伝いさせていただいている顧問先が
あるのですが、ある意味今回の内容に近い問題もあるし、同じ薄利
多売の商売、という意味でもこの報道に思うことがりました。
まず、マクドナルドさんが残業代支給へ方向転換した―、
その方向転換の内容は、この問題の根本の解決になるようなものか。
結論から言うと少し(大分?)遠いような気がします。
だって今まで払ってた固定給をなくしてその分残業代払います、
だからサービス残業じゃありません。。
って数字合わせしただけじゃん!
まあ、はじめから賃金総額は変えないよ!って断言してはり
ますからそうなんでしょうけど。。
そこで私が思ったのは、消費者はどこまでこの問題について
深く考えているのだろう? ということです。
そもそも、なぜ企業が人件費を抑えないといけないのか。
それは私たち消費者が安いものを求めているからにほかならないんじゃ
ないのかなと思います。
だってバリューセットが1,000円とかになったらみなさんどうします?
フレッシュネスさん行くでしょ?
この自由競争の時代で企業は、特に商品価格に占める人件費の率が
非常に高い現在の日本企業では、消費者商品を買っていただくために
質はもちろんですが、かなり価格を下げないといけない状態になって
います。
価格を下げるには、原材料の調達交渉や組織の簡素化等企業努力は
もちろん必要ですが、前述したように価格に対する比重の大きい人件費
を抑えることがてっとり早いんですよね。
じゃあその問題をどう解決すればいいのか、
まずその恩恵を消費者が受けているという事実を認識することです。
みなさんのサービス残業のおかげで安いんだ、と。
その上で、残業代ちゃんと払うべきだよ!って考えたとき、
「この商品もうちょっと高くても買っていいかな」
って思えるようになるんだと私思うんです。
だって私たち消費者が低価格圧力かけ続ける限り、
チキンレースみたいな低価格競争は終わらないですよ。
そうなったら人件費が向上することも起こりえないですよ。
企業に健全な価格競争を行ってもらうためには、私たち
消費者も確かな知識と感覚が必要になってくるんだと思います。
よりよい未来のために!
勉強しよーっと。。


