後輩と歩いていて

某バーガーショップの前を通り掛かった。

開いたドアからおじさんが出てきた。

手にドリンクのカップを持っているのはいい。

だけれども

彼の口の周りには

ベッタリとケチャップソースが付いていた。

 

「ニューヨーカーか!」

僕が小声でツッコむと

「あんなニューヨーカーはいません」

後輩が更にツッコむ。

 

そりゃそうか。

僕が思うニューヨーカー。

確かに口にケチャップは付いてない。

 

………拾うか拾わないか………

 

僕は帽子好きなんだけど

ある雑貨屋さんで選んでいたら

店員さんが寄ってきて商品アピールを始めた。

珍しい色合いの説明をされたあと

この色だったら他の人とかぶらないですよ」と。

「なるほど、帽子だけにですね」と即ノリ。

間が空いたので店員さんを振り返ると

「……あ……ぁぁ」という顔。

えええー、狙って言ったんじゃないのか。

※野暮を承知で説明すると

「帽子を被る」と「他人と被る」を

掛けてきたのかと思って。

 

でもね

ノるにしてもツッコむにしてもスピードが命なので

相手の様子を確認してからだと

拾いきれずに逃してしまうことがある。

それに

ノッたりツッコんだりはフォローであったりする。

重苦しい雰囲気を笑いに昇華する力もある。

ただし

先方にダジャレの意図が無いと

逆に気まずくなったりもするけれど。

コンビニの偉い人がバイトの子に

スゴい剣幕で

「この箱を運んどけ!むかっと指示。

 

「ダジャレか!!」

僕がバイトさんの代わりにツッコんでおきました。

たぶん、バイトの子がツッコんだら

火に油を注ぐだけなので。