皆がそれぞれのキング オブ フルーツをお持ちだと思うのだけれど
僕は梨だと思っている。
もっと言えば
キング オブ 梨は『二十世紀梨』だと考えている。
黄色というより緑に近い青梨の一種だよ
僕が幼稚園の頃だから5歳か6歳くらいだっただろう。
秋になるとご近所さんが梨を山ほどくれた。
鳥取出身の方だったらしく、その梨は二十世紀梨。
一口食べて、今まで生きてきた中でイチバン美味しい食べ物だと思った。
母親が皮を剥いてくれるわけだけれど
それは家族みんなの分である。
幼きはるたろう君はその母親の後ろ姿を眺めながら
「(梨を)独り占めできないだろうか?」と考えた。
小さい頭を振り絞り考えた結果たどり着いた答えは
「自分でこっそり剥いて食べればいい」だった。
それ以来
何日も掛けて、皮を剥く母親の手元を観察し続けた。
そしてチャンスはいきなり訪れる。
母親はお風呂。父親と兄貴は出かけている。
梨を片手に包丁を握る幼稚園生。
※良い子のみんなは真似しちゃダメだよ。
やるならば大人の人と一緒にね。
とにかく縦に4分割をしよう。皮を剥くのはそれからだ。
ザクっ
包丁を半分まで入れたところで刃が止まってしまった。
前にも進めない、後ろにも戻れない。
アワアワやってるウチに母親が風呂から出てきてしまった。
母ちゃん、大激怒。
泣くはるたろう君(カワイイ
この後、母親から剥き方を教えてもらって
小学校に上がる頃にはサクサク梨を剥いていた(自分用
めでたしめでたし
…
…
こんな日本昔話みたいなことを書きたいわけではなくて
梨って聞くと直ぐに鳥取県を想像してしまうのだけれど
実はですね、平成29年度の資料を見てみると
千葉県が生産量トップ!!
これは知らなかった。
鳥取県がダントツで1位だと思ってたのに、やるじゃん千葉県!!
埼玉県民はるたろう君ですが、
梨にまみれる為ならば
千葉県への移住も視野に入れる必要が出てきましたな。
なんだけど、
我がキング オブ 梨である二十世紀梨に関してだけでいうと
ちょっと結果が変わってくる。
やっぱり鳥取県だ…
どうした千葉県。負けるな千葉県。
「はるたろう君は千葉県を応援しております」
(公式スポンサー気取り)
この2つの資料から分かることは
千葉県は梨をいっぱい作っているけれど
二十世紀梨はそんなに作ってないよ、ということだ。
しかしだよ、しかし。
この地図を見ていただきたい。
千葉県に松戸市という所がある
東京の足立区や埼玉県の三郷市と接している
県境の市であるよ
この松戸市を更にズームアップしてみる。
すると、興味深い地名が見えてくる。
二十世紀ヶ丘という名の交差点
その左下には『二十世紀公園』という
浦沢直樹氏の漫画の様な文字も見える。
ところで、この松戸市の“二十世紀ヶ丘”は伊達や酔狂で付けられたわけではない。
ちゃんと意味がある。
お察しの通り、あの梨と関係がある。
そう、実は千葉県松戸市は
二十世紀梨発祥の地なのです!!
時は明治21年まで遡る。
この地で、梨園を営んでいた松戸覚之助さんが
ごみ溜め(!!)で自生している梨の幼木を見つけた。
それを自園に持ち帰り植えてみた。
だけど、この幼木は病気に弱く、それでも辛抱強く育て続けて
10年後の明治31年、やっと実を付けた。
これが二十世紀梨の最初である。
それから日本全国に二十世紀梨は広がっていくんだけど
病気への弱さ=生産の難しさから二十世紀梨畑は次第に減っていき
今では鳥取県に1位の座を譲り渡したわけですが
発祥は発祥である。
覚之助さんがいなければ二十世紀梨はこの世に存在しなかった品種だったかもしれない。
いずれ、二十世紀ヶ丘を訪れなければならないだろう。
聖地巡礼である。
なんだけども
この二十世紀ヶ丘の北の方に
21世紀の森と広場
21世紀と冠された公園のような場所がある。
もしかしたら、世紀毎に何か記念的なモノを作らなければならないと勘違いしてるのではないだろうか。
二十世紀ヶ丘の二十世紀は20世紀だから付けたわけじゃなくて
二十世紀梨の二十世紀である。
ひょっとしたら、22世紀に向けて日本一高いタワーとか計画してないだろうか。
22世紀は後80年後。僕は120歳を過ぎてきている。
足場とか組み始めたら注意しに行かないと。
…
…
はい!
という感じの千葉県であるけれど
今年の5月30日に、袖ヶ浦市にある東京ドイツ村にて
僕も出走予定であるスパルタンレースが開催される。
あえて“予定”と書いたけれど、いささか雲行きが怪しくなってきた。
というのも、今月末に開催予定だった沖縄レースが
昨今のコロナ騒動のために中止になってしまったのだ。
(事務局によると11月に延期だそうです)
5月までにこの騒動が収まるのか?
ちょっとカッコ悪い話ではあるけれど、
この状況のためか減量に対するモチベーションが上がってこない。
でも、「いざ開催!」ってなった時に泣くのは自分なので
心に鞭をバッチンバッチン打ってキレキレボディにしとかなければならん。
こういう時は動画を観よう。
この撮影主のお兄さん、よくカメラ片手に完走できたなと感心いたしました。
編集もすごく上手いです。
自分、今までに3回出走してますがこんな余裕はありませんでした(苦笑
※3分40秒ほどの動画です。音が出ますのでご注意を。
いや、これ、モチベーションが上がりますわ。
ワクワクしてくるね。






