こんにちは!

社労士チームのヤマデラです。

 

今年は、春先のコロナ禍による緊急事態宣言で、

4月入園のお子さんを持つママたちが、

職場復帰に二の足を踏む事案が数多く見受けられました。

育児に家事にお仕事に、世の中のママたちに頭が下がります。

 

ここ数年は「少子化って何のこと?」と思うほど、

出産関連の手続き依頼を多数いただいています。

男性の「育児休業取得」も年に数件見るようになってきました。

顔見知りの従業員さんの案件だったり、うれしい限りです^^

 

 

一方で、育児休業明けのちょっとしたトラブルのご相談を受けることもしばしば。

内容としては「復帰できなくなって結局退職となってしまった」とか、

「復帰後の待遇について無理難題を言われている」などケースは様々。

 

人によって1年以上の休業から復帰するわけですから、

出産を経験し思いもよらなかった環境の変化ももちろんあることでしょう。

ただし、会社も育休に入った社員さんの穴埋めをすべく、

同僚たちが助け合って業務を担ってきたはず。

「復帰」を心待ちにしているはずです。

 

トラブルのご相談をいただくケースで気になるのは、

労使ともに「復帰」を具体的に想定していないことです。

時期こそ「1年後」と漠然と申し出ているものの、

復帰近くになって連絡をしてみると保育園の申し込みをしていないなど、

復帰に向けてのプランニングができていない社員さんも見かけます。

社員さんが子育てと両立しながらどのようにキャリアを積んでいくか、

ご本人の希望をしっかり聞いておくことが大切です。

 

休業中で顔を合わせないからこそ、コミュニケーションは密に、

会社にとっても社員さんにとってもWin-Winな関係性を築いてほしいなと思います。

 

出産・育児関連の労務相談は社労士法人HOPHOPまで!!