みなさん、こんにちは。
人と業績を伸ばす 企業のパートナー
神戸市の「うまたに社会保険労務士事務所」 です。
中小企業には、人材育成型の評価制度が適している
日経の雑誌に、
「人を育てる 新賃金制度」についての特集が
組まれていました。
人事評価を通して、社員を育てていく
「人材育成型」が中小企業には適していると
解説されていました。
制度の大きな柱は、
「人事評価は、経営理念、事業計画、人材育成と連動させること」
にあります。
経営理念を明確にし、理念につながる行動は何かを
洗い出し、評価項目を決めていきます。
そして、社員に
「このように育ってほしい」という成長イメージを具体的に示し、
それを評価軸にすること」です。
人事制度の導入支援会社「あしたのチーム」の調査によると
優秀な社員が辞めていく一番の理由は、
「給与と頑張りの連動がないこと」 だそうです。
なにをどう頑張れば、評価してくれるのか、会社に貢献
できたといえるのか、
ここをしっかりと押さえておくことが必要ですね。
そういえば、少し前に読んだ、心理学者アドラーに
関する本の中でも、
貢献すること（自分が世のため、人のために役立っている感覚）は
幸福へのパスポートになると書かれていました。
今後は、自分の仕事が役に立っているのか、
それを実感できる制度づくりが必要不可欠になりそうです。
今日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。