企業は稼がないと色々な支払が出来ない。

稼がないと、当然満足な賃金も払えない。

稼げる体制をつくらないと、おいそれとお休みの制度は入れられないだろうと感じる。

これは、実際の現場を見て感じている感覚。
だから、良いことを言っているわけではない。

例えば、1人の社員が育児休業で1年間お休みをとる。
従業員10人の会社だと、1割の社員がいなくなる。

1割の社員がいなくなるという事は、新卒以降私が勤めていた会社の規模だと、社員が1,800人だったので一瞬にして180人が休む計算になる。

さあ、人事部は大変だ。180人を新規で採用するのか、仕事の割り振りをするのか。

180人は正社員で賄うとなると、1年後には余剰人員になるから派遣社員か期間雇用を入れようか?

休んでしまう社員と同じ業務品質は保てるのだろうか?

この期間をマネジメントする上司もつらいね~。

と、まあ1割の社員がいなくなるとはこういう影響がある。

ホントに、稼げるのかな~。。。

この手の制度の話は、

雇用実態、労働移動環境、今まで雇用慣行、給与決定方法、歴史的背景・・・などを考えないと、短編急なことは言えないかなと。

残念ながら私はこの分野を掘り下げていく時間がないので、深いお話は出来ないのですが。。。

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