ゼロからの事務所つくり(30)

さて、次に見積書と顧問契約書に行きましょう。

まずは、見積書ですが、見積書はコンサルティング会社時代のフォーマットにIT会社時代の内容を取り入れてエクセルで作成しています。

表題は、「報酬見積書」です。

ご紹介の時は見積書を出さずに、顧問契約書のみで済ませてしまうこともありますが、契約する側としては見積書は欲しいですよね。

業務の内容、範囲によって金額が異なってくるので、どのような内容にするのかがポイントになります。

最近では、ちょっとした戦略を考えているので「給与計算業務」も受託し始めているのですが、業務フローや給与項目・控除項目などによって金額を変えています。

以前勤めていた会社で人事給与ソフトを取り扱っていたので、立ち上げ・並行稼働などの段取りは問題ないのですが、事業所によっては残業計算の計算式が「ちょっと待って!」ということもあります。

手書きの給与計算の時は「何でも有り」的なところがありますから。。。

見積もり、もしくは顧問契約書と一緒に、報酬規程を提示します。
業務範囲を確定させるためです。

ですから、報酬規程もしくは報酬一覧表は準備しておきましょう!
報酬規程は、開業して事務所案内作成時に併せて作成しました。

私が以前の仕事で会計事務所の支援をしていた時には、報酬規程や顧問契約書を取り交わしていないケースも結構ありました。
口頭で、月額5万円、決算料6カ月!(年間90万円)みたいな感じで。

もう15年くらい前の事ですが。

顧問契約書は、社労士会の新入会員オリエンテーションの時に頂いたひな形を加工して作成しました。
もう原形をとどめてないかな?

契約書については、これまた勤め人時代に、契約書の内容確認をする部署にいたため、マイ○ロソフ○社やアド○社といった外資系、ソ○ー社、日本○○新聞社などの会社との契約書を扱っていたので、押さえどころはある程度認識していました。

押さえどころとしては、業務範囲、責任の所在、瑕疵、賠償のあたりをしっかりと腑に落としてあれば大丈夫だと思います。

諸般の事情によりちょっとこまかく書けなくて。。。

「である調」「ですます調」は本人の好き嫌いで。

完成版は、製本テープで仕上げています。
ちなみにニチバンの製本テープですが、最近はA4用にカットしたものが販売されてますのでとても便利に。

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