3.11炊き出しグランプリに、「武蔵村山市おやじの会」のメンバーとして参加してきました。
今回の炊き出しグランプリ趣旨は、
1.被災情報を風化させない
2.有事の際の炊き出しノウハウを身に付ける
でした。
私自身、東日本大地震後に、被災地に入ったのは初めてでした。
ただ見に行くだけでは、物見遊山の様にになってしまう気がしていたのかも知れません。
今回のイベントは明確な目的があり、単に東北に行くだけではない事がはっきりしていたので、地元の団体「おやじの会」に声掛けをすることでき、参加することが出来ました。
3.11のイベントに対応するために、前日の3.10から仙台方面入りし、亘理地区の荒浜漁港に行ってきました。
3.10はとても寒かったです。気温は2度くらい。
被災当日もこのような体感だったのでしょう。
経過する年数や、春夏秋冬で被災現場で受ける感覚も変わると思います。
夜には、仙台の小学校の先生達とお話をする機会がありました。
そこで言われたことは、
「この被災した事実を風化させないでほしい」
でした。
この被災に対して、自分でやれることが一つ出来ました。
さて、3.11グランプリ当日。予報ほどの天気の崩れはなく、良かった良かった。
この気温の中で、炊き出しをどのように準備しそのように進めていくか、これは体験してみて初めて分かりました。
裏方でどんな準備が必要なのか、どれくらい手を使いながら進めていくのか。
口先で「ああしよう、こうしよう」と言っていただけでは何も進まない。
この経験が大切なのだ、と実感した次第です。
そう考えると、震災後に現地入りして、自らの足と手を具体的に使って支援をされてきた方々には、本当に頭が下がります。
今後、自分でできることを色々と挑戦して行きたいと感じた次第です。