この頃の私は毎日往復3時間の大学病院へ荷物の受け渡しで移動すること以外は家に閉じこもっておりました。
何もする気が起きなくて他の3人の子の面倒も上の空でした。
家にいる時はスマホ片手に病気のことを調べながら大門未知子のドラマを最初から見返しました。
病気を身近にした時、不思議なもので些細なことにも共感し泣き、完全に感情移入しておりました。
そんな時、家族皆が入っている入院保険のことを思い出し連絡してみることにしました。
ケガでも病気でもなんでも入院を1日でもすれば固定額が入るという保険です。
書類のやり取りもあり直接会って話をすることに。
担当の人は以前から旦那と仲良くしてくれているそうで男性の方、やけに親身になって私の話を聞いてくださいました。
その方は包み隠さず話をしてくれ自身にも1人娘がおり保育の年長さんの年で私の娘と同じ大学病院で小児病棟へ入院中とのこと。病名は白血病。
目に涙を溜めて話をしてくれているのが分かりました。
「こんな風に言っていいのか分からないですが、今のお気持ち僕は分かります」
そう言ってくださいました。
この人はなんて強い人なんだろうと思いました。
私ひとり悩んだり考えているんじゃないんだと知ったのもこの時でした。