信越放送の近くに本屋がある。


今年に入って2、3度入ろうとしたが、開店している気配がない。


道路に面した所は磨りガラスなので、中の様子が分からないんだよね。


ある日、その店に入ろうと思った。


客が入ってはいないのだが、店内に明かりが灯っていたからである。


だが店のガラスには、「予約制」の文字は見えた。


前にこの店には、小さな貸しスペースがあったような気がしていた。


その貸しスペースがおそらく、予約制なんだろう。


店に入る。


入るとすぐに、喫茶スペース。


去年入店した時には、何人か使用していた。


本棚の揃えは、以前と同じ。


客は1人もいない。


店員の声がした。


私に向かって「この店は、予約制です」と言ってきたので、速攻で退散。


ネットで調べた。


本当に予約しないと本屋に入れない。


入店には1100円掛かり、それは本代や喫茶代に充てられる。


仮に本を買わなくても、最初に払った1100円は返ってこない。


本は大切に扱え、


喫茶スペースでは、買った本のみ読める、


喫茶スペースで勉強や仕事をするな、


など上から目線の言葉があれこれと記載されていた。


別にその本屋じゃなければ手に入らないものはないし、そんなに上から物を申されても、コチラも気分はよろしくない。


2度と行くまいと決意したのだった。


しかし、予約スケジュールを見ると、それなりに予約は埋まっていた。


今年から予約制の本屋にしたらしい。


それで経営が成り立つんだね、この田舎でも。