我が家には屋根付きの駐車スペースがある。


1台分だけどね。


そこは娘が使用する。


私よりも帰宅時間は遅い。


娘が車を入れ、その後で私が車のフロントガラスの部分を、屋根付きの所に入れるのである。


霜がフロントガラスに付かないようにするためである。


毎晩、娘の帰宅後に、わざわざ行うのである。


ある日、忘れてしまった。


3月の半ばである。


翌朝の気温は、マイナス5度。


フロントガラスに、霜が付いていた。


風呂の残り湯を慌てて掛け、荷物を取り出掛けることにした。


フロントガラスにぬるま湯を掛けると一瞬溶けるが、すぐにガチガチに凍ってしまう。


風呂の磨りガラスみたい。


氷を削らずに行っても、フロントガラスにヒーターを当てれば何とか溶けるでしょう。


風呂の磨りガラス越しに運転した。


朝の6時過ぎである。


センターラインの黄色い線を頼りに走る。


途中、新聞配達のバイクを追い越した。


よく見えていないのに。


2キロ進み、これ以上は危険だと判断し、コンビニの駐車場でフロントガラスの氷を削った。


無茶はするものではない。