図書館で借りた本なので、テーマの「購入記録」ではないのだが、「あまりテーマを増やしてもなぁ」と思うので、本の感想をここで書くこととする。

「オトナの学歴図鑑:石原壮一郎・越智良子著、双葉社」と「なぜ君は絶望と闘えたのか本村洋の3300日:門田隆将著」の2冊を一日で読んだ。前者は軽い読み物だが、後者は結構ずっしりと来る読み物である。私個人にとって、一日で2冊を読むことははじめてである。それだけ、暇な一日であったとも言えるのだが。

オトナの学歴図鑑:石原壮一郎・越智良子著

東大卒の人は、どのように感じているか。また東京大学卒業の人(上司・同僚・部下)に対し、どのように接すればよいか、という類のことを述べている。また同様に、早稲田、慶応義塾などいくつかの大学について、同じように接し方や、大学卒業生同士の相性などについても書いてある。私が卒業した大学についても書かれていたが、「そんなものか」といった印象を受けた。まぁ、まじめに受け取る必要はなく、単なる娯楽と考えればよい。2ちゃんねるほど、ひどい学力観ではないが、だいたい、そんな感じ。

「現役のマーチと一浪の早稲田は能力的には同じだろう」と私自身、高校生のときは思っていたが、実際には、早稲田のほうが評価が高いと思ったのは大学に入ってからである。今でもテレビのクイズ番組でも、「エリート対決」的なものがあるが、早慶はエリートでも、マーチはエリート扱いされないからなぁ。学歴コンプレックスの人は、読むとイラつくかも。

なぜ君は絶望と闘えたのか本村洋の3300日:門田隆将著

被告に死刑判決が出たのが最近ということで、少し前から読みたかった本ではある。本村さんには持病があり、亡くなった弥生さんは母子家庭で貧しい生活を送っていた。一方被告の福田(今は大月らしい)は、中学生のときに母親が自殺、とそれぞれ抱えるものがある中での事件であった。強姦というあまり通常触れたがらない言葉にも触れた点、被告が反省していない点、本村さんが絶望の中から闘ってきた点、など読み応えあり。「ドラえもんが助けてくれる」と本気で思っていたのだろうか?

本村さんは再婚したらしい。弥生さんのお母さんも「本村さんには幸せになってほしい」と言っていた。婚活に励んでいたなら違和感はあるが、自然な成り行きで再婚したようなので祝福してあげたい。