みなさま、こんにちは!宇川由真子です。
私の母校は、女子校です。
周囲何キロもある、結構大きな人造湖 のほとりにありました。
その湖?の周りには、
1000本程のさくらの木が巡らされておりました。
さくらの名所でもあります
こちらです。


昔は、入学式とさくらのお花は、付き物でしたよね!
そんな事もあり、先生は三好達治の詩を選んで下さったのでしょう
この詩は、文語体で書かれております。
口語体と違い、独特のニュアンスが!
そのためか、さくらの木の下を歩む乙女達の服装が、
大正ロマンの様なイメ-ジなのです。
紫の矢羽の着物に、濃紺の袴にブ-ツ。
髪は、前髪を高く結い上げ、
大きなおリボンを付けているといった様な![]()
今時の大学の卒業式の服装の様な・・・。
私も、もしかしてその様な装いで、風呂敷包を抱えて、
学校に通っていた様な錯覚を覚えてしまいました・・・
。
これは、単なる妄想に過ぎません・・・。
もしかしたら、
あの優雅な現代国語の先生が、
オ-バ-ラップするからなのでしょう
ちなみに、この私の母校は、99歳で7年前に他界した私の母、
そして私、私の姪も通った学校でもあります![]()
3代にわたり、お世話になったという事です!
なので、桜のお花とセットで愛着のある学校となりました
今一度詩を!音読をお勧め致します![]()
甃(いし)のうへ
三好達治
あわれ花びらながれ
をみなごに花びらながれ
をみなごしめやかに語らひあゆみ
うららかの跫音(あしおと)空にながれ
をりふしに瞳をあげて
翳(かげ)りなき、み寺の春をすぎゆくなり
み寺の甍(いらか)みどりにうるおひ
廂廂(ひさしひさし)に
風鐸のすがたしづかなれば
ひとりなる
わが身の影をあゆまする甃 のうへ
甃 ・・・一字では(しきがわら)と読む。
奈良、京都の寺社の境内に瓦を敷いた風情のある小道があり、それを作者が(いし)と読ませた。
あわれ・・・「ああ」の感動詞
をみなご・・・若い女の子
をりふしに・・・ときどき
翳かげ)りなき・・・変わりのない
み寺・・・古い立派なお寺
風鐸(ふうたく)・・・寺の軒先の四隅に吊るしてある青銅の鈴
さくらのお花が、上から下へ。
乙女達のあしおとや視線は、下から上へと広がりがあります。
みなさまの印象はいかがでいらっしゃいますか?
何故か、さくらのお花の咲く頃になると、
この詩やあの華奢(きゃしゃ)な先生の面影が
よみがえって参ります![]()
幸せな結婚へ!