ススト/菊地雅章
1981年リリース
日野-菊地クインテットでも有名なピアニスト、
"プーさん"の愛称でも知られる菊地雅章のリーダーアルバム。
AGHARTA~PANGEA以後一時的に沈黙したエレクトリック・マイルス
その直系ともいえる先鋭さがある。カッコイイ。
実際1978年頃、プーさんはマイルスのグループに参加し
幾度もリハーサルを行い、レコーディングもしていた(未発表)。
ここで聴ける音楽は正に"グルーヴの塊"といえる刺激的な音。
幾重にも絡み合う楽器のせめぎ合い
ポリリズミックな演奏が最高すぎる!
エキゾチックなメロディが絡んだり異国情緒溢れる感じもある
かなり面白い
猛暑にピッタリの清涼剤だ
パーソネルは以下の通り
菊地雅章(key)
日野皓正(cor)
Steve Grossman(ss)
Dave Liebman(ss)
Richie Moraies(ds)
Yahya Sediq(ds)
Hassan Jenkins(b)
James Mason(g)
Marlon Graves(g)
Barry Finnerty(g)
Alyrio Lima(per)
Aiyb Dieng(per)
Sam Morrison(Wind Driver)
Airto Moreira(per)
Ed Walsh(syn Pro)
Butch Campbell(g)
Billy Paterson(g)
これでた当時、ジェームス・ブラッド・ウルマーの
"フリーランシング"も同じくソニーから発売されている。
ウルマーの凄さとか少し後になって知ったけど、
この辺はリアルタイムで聴いた。
きっかけは日野皓正だ。
ちょうど聴き始めだったし、オレ的には印象深い。
俺、初めて買ったLPレコード、日野皓正だから。
デイ・ドリーム。
今も大好きでよく聴きます。
当時人気あったんだよ。
洋楽ハマる前に初めて夢中になったアーチストが日野皓正
当時のオレは歌詞があると拒否反応示してた。
歌詞に左右されてイマジネーションが広がらないと思ってた。
特に日本語の垢抜けない言葉の音が嫌いだった。
なんか洗脳されそうで。
うたモノが大嫌いだった。
なので歌詞のない音楽ばかり聴いていた。
思えばガキの頃は文句ばっか言ってたな。
あれダメ。これダメ、と。
・・で、デイ・ドリームの次に聴いたのが
ダブル・レインボー
そしてススト
スストは聴き続けていくうちにどんどん良くなっていったなぁ
Circle/Line 菊地雅章
