むふん。
一歩。
その一歩はやっぱり少し不安になる。

いいのかな。
いいんだよね。
もしかして。
やっぱり。
や。これでいいんだよね。
ん。これでいいのん??

そんな言葉が頭を行き交う。

少しの不安がじわじわと心の中を浸食する。
灰色の煙にのって
そうっと扉や窓の隙間から入ってくるのです。
そして気がつけば、黒い外套をひらひらさせながら
すっかり心に居座る。
恐怖というその黒い人が。

信じるちから
信じるちから

目を閉じて静かに・・・静かに・・・
木々の微笑みに耳を傾け
空に蒼を香り
かさぶたにはそっと手をあてて。

信じるちから
信じるちから

私は私を信じる
私はそれを信じる。

ひとつ信じられなければ、
その先はどこへも行けやしない。
同じ所を廻るなんて、望まない。
間違えたらやり直す。

信じるちから
信じるちから
くっと腹に力を据えて