雨がやむ前に。

これは、去年の秋頃の話。
私はある年を過ぎてから自分自身の中に怒りという感情を
あまり持ち合わせていない事で悩んでいました。
そりゃ温和でいいですよ。
でもね、怒りが湧かない事に不自然さを感じていました。

その事について始終考えていたのですが、
あるお昼にふらりと歩いていた時の事・・
ビビビビビっっっ===!!!
猛烈な電気が全身をかけめぐり、ひらめいてしまったのです(笑)
ほんとうに、
ズビビビッビッッって感じで、もう世界が一気にひらけました。
なあんだ。
そうか。
って。
ひらめいちゃえば世の中の謎もそんなもの。

簡単にいえば、マイナスがあってプラスがあるように。
暗闇があるから光りがあるわけで。
暗闇が深いほど、光は輝いて見える。
北と南があって地球が自転しているように。
少なくともこの三次元はできているのです。

つまりね、全部おっけ==で===す。
なんていうのは、マイナスでもプラスでもないのね。
そういうおかしな話になってしまう。
いい事はいいし、いけない事はいけない。
そういう判断のできる感情を持ちそう生きる事が大切だと思うの。
もちろん、熱く怒ったりなんかする必要はまったくないけどね。
なにもかもが、黒かシロかなんて極論でもない。

例えば子育てなんかもそうじゃないかしら。
なんだっってオウケイなんかじゃない。
いけない事はいけないと言う必要がある。
でも、良い所はこれでもかってくらい
髪の毛をくちゃくちゃにして撫でてあげちゃう。
だから嬉しい。だからすごく嬉しいし、ほんとうなんだなって。

なんてもいいですママが、良い子ちゃんね~といっても。
その良い子具合がよくわからない。
だっていっつもなんでも、オウケイなんだもの・・・
そういう話し。

そういう所にほんとうがあるんだと思うわけ。
仕事でも学校でもそう。
なんでもいいのよ~なんてニコニコはほんとうなんかじゃない。
少なくともこの地球では。
そんな事をあるお昼に打たれたわけです。
それから、だんだんと小さなたくましさを身につけ、
怒るという気持ちも自然と湧いて来ました。

なんでもいいのよ~
地球を卒業した命にはそういう世界があるのかなとは思うよ。
おおきなおおきな。
あたたかい愛のようなものをね。
ただ、小さい人間の私は、とてもじゃないけれど、
人間なんて誰も彼もなんて愛せないし、ときには憎くすらだってなる。

暑い日の冷気が吹き出る冷蔵庫、ごうごうと回る室外機、灰色に染められた街。
縦につらなるテールランプに、ネオンの織り成す夜景。
星条旗に。横一杯にならぶ牛の顔。

そんな中で生きているんだよね。

わかっているけれど。
わかっているけれど。

カミナリビビビの話は簡単に言えばそんなところ。