夢はゆめなんかじゃない。
本当に夢の時もあるけれど、
夢じゃ無い世界だってあるのです。
だけど、たまには本当に夢だったりするのが難しい所ね。

この間会ったいつかのあの子。
白いほわほわに小さく斑点があります。
くちばしや目がどこにあるか分からないけれど。
空を飛ぶといって。
私は背中に誘われて。
ほんわりとしたその毛にまたがったよ。

大きくなったり、小さくなったり。
50mにだってなってしまうんだって。
長くながく。
きらめく毛足は風にゆられて滑らかに回る。
空に向って一筋に伸びて。
私はほわほわに連れられて空を飛ぶ。
いこうよ。

カヌーで川を渡る。

いつかのあの子。
いつかの日を忘れないで。
私が忘れてしまったあの日。
なくなってないよ。
今はよく見えないだけ。