私たち3兄弟とても仲が良い。
姉の私、弟、妹との3兄弟だ。
今日は、弟と兄弟サミットを開催した。
といっても、たあいの無い会話でお酒を飲む。

仕事の近況、昔の話、これからの話し。
まあ色々だ。
お酒が入ると色々な話も出てくる。
私が幼い頃、父親に殴られていた話になった。
髪をつかまれ中吊りに壁に叩き付けられていたり、
殴られてあちらこちらを腫らし倒れていた。

そして、弟と妹はそれをいつも扉や壁の隙間から震えながら見ていた。
小さな彼等はそんな父親に到底退対抗できる術も無く。
血を流して倒れる姉の姿は眼底にはりついた。

9才の少年の小さなその心は怒りと、無力な自分に震えたという。
12才の私はその頃の記憶を失い、からっぽになった。

そして、彼はあの頃の無力な自分を思い逞しくなろうとしたという。
あのような父親には決してならぬよう。
理不尽な暴力にも屈することの無いよう。
いつかの姉を守れる様に。
そう強く思い身体を鍛えたそうだ。


胸が痛い。
以前撮った、彼の鍛える筋肉の写真を思い起こした。
重いダンベルをシャンシャンならして
毎日毎日鍛えていた弟。
私は、面白半分に彼の肉体の写真を撮ったのだった。


涙がこぼれる。


私はいつだって、あなたの味方で
あなたを応援しているんだから。
そういった。



二人とも目がやや赤くそまる。



こりゃ続兄弟サミットだね。




kinnniku