無機質なだけに、、、、。 | しまりす日記

無機質なだけに、、、、。

夫ケイブメンが、

また風邪をひきまして、



だからといって、安易に医者にかかれないのが

アメリカなんだけど、



が、しかし今回、

尋常じゃない喉の痛さに、

珍しく、医者に行ったんですね。。。



で、面白いシステムで、

お医者さんに見てもらったあと、

翌日、

電話がかかってきて、

結果を知らされるんですが、



めんどくさい質問なんかを避けるためか、

その結果報告が、

マシンにあらかじめ用意されたメッセージなんですよ、、、

機械音っていうか、



非常に礼儀正しいんだけど、こう、、、

無表情な声で知らされるって言う。



で、診断してもらった当日

お医者さんからは

strep throatという、結構シビアな病気かもしれないから、

と言われていたんですが、



翌日のその機械が電話口でおっしゃるには、

ただの風邪だよ、

っていう診断結果だったらしく。



ちょっと、けいぶめん、安心。



それから、その夜、、、

親友のお誕生日でしたから、


ケイブメン的には、

具合は相当悪かったんですが、



まあ、ただの風邪っていうことですし、、、

親友の誕生日だし、



1時間だけ、

一杯やって、

birthday wishだけ言って

帰ってこようよ、



ってことで、

わたくしとケイブメン、

出向いたわけですけど、、、、



まあ、出向いてしまえば、またごきげんで

いつもの愉快な仲間と、

お喋りし始めるわけで、

けいぶめん。





いやー参ったよ、風邪でね、

ってな話になるわけですね。



「しかし、

最近の医者のシステムってのは、

あれだね、面白いよね、、、

なんか、

電話口で、

診断結果を

機械で知らされるんだよね。」

なんて言っておりまして、、、



他の友人達も、

「ああ、あれねえ。機械がしゃべるやつだね。。。」

なんて、言うわけですね。。。



で、皆、

口々に、機械の真似をし始めるわけですけど、




いつもひょうひょうとしているスペンサーが、

また、ひょうひょうと、

機械の物まねで、



ちょっとこう

非常に礼儀正しくはあるのだけれど、

実に、ぎこちない


とぎれとぎれかつ、

無表情な口調にて、



「あなた の

診断結果 は  strep throat   で  は



ありません



ただの  風邪   です


but you do have a herpes, though


(でもあなたは、

ヘルペスを持ってますけどね。)」



っていう、、、

分かり安過ぎるジョークながらも、

ツボ過ぎまして、、、


途中まで機械の無表情な丁寧語なのに、

最後だけ、



ちょっとだけ、くだけた口調で、が、しかし、

残酷な報告(=ヘルペス持ち)

っていうのが、、、、



無性に私のストライクゾーンに入ってしまいまして、、、

飲みはじめたビールが

どっか変なとこにはいって、

思わずむせかえった、

わたくしがおりました。。。ええ。


*ヘルペス持ちには俗に、性病持ちという意味がございます。 俗にですよ、俗に。


ではでは。