最近は出張と言うのもあって思うようにロッドビルドができず悶々としております。


本日も休日出勤です(T-T)



この悶々とした思いを込めて…


不定期開催『ロッドビルド考察』(笑)



今回のお題は『チタンティップ』です!






最近は自作ロッドのブーム?もあってロッドビルド、特にチタンティップのロッドは増えたんではないでしょうか?



ネットで調べれば数多くの情報も手に入れやすくなってロッドビルドの敷居は低くなったように感じます。



そこで最近の思う事がお題のチタンティップについてです。



今回はその中でもアジングロッドについて。



数多くの先駆者のおかげである程度スタンダードな線径や長さが確立されてきました。



線径 0.7-1.2   
160mm~180mm  


と言ったところかな?




それが良いか悪いかはブランクスや使い手の釣法で変わるわけですが



自分にはどうもしっくりこないのが現実です。




また明確なコンセプトがあってその長さのチタンにしている人って少ないように感じてしまうのが事実。





チタンが長くなることでどうしても先重り感やスローな釣り向きのロッドになりやすいですね。




追加でベントカーブがへの字になりやすい傾向にあります。




また全体的にキャストに少々慣れが必要なロッドになりやすいです。





話が少し変わりますが


そもそも自分は俗に言うパッツン系のロッドが好き。



あたりを感じて積極的に掛ける釣りに愉しみを感じていました。





となると感度が良くてレスポンスのいいロッドが欲しくなるわけで試行錯誤の末たどり着いたのが…



『テーパー加工&ショートチタンティップ』です。





具体的には

ベースとなるのが 線径0.7-1.5 のチタンティップで  


長さが100mm~130mm位。




更にテーパー加工を施して先調子にしたものが最近のお気に入り!



手持ちのロッドだと0.5-1.3ほどにテーパー加工。



ティップを細くすることで癖がつくのでは?とか強度は?などがあるかと思いますが今のところの使用では問題はありません。





前回の釣りでも恐怖感なく抜きあげてましたから♪





チタンをショート化すると色々とメリットがあります。



・先重りの軽減
  
ティップ部分が短くなることで穂先が軽くなる


・キャストアキュラシーの向上

ティップだけがお辞儀をするようなロッドではないので
カーボンソリッドと同じような感覚でキャストが可能。


・フッキング感の向上
  
チタンティップにありがちなフッキング感の薄さがあまり感じられないです。




いいことばかりに見えますがもちろんデメリットもあります。  
  

・操作感度の低下

スタンダードなものよりスローな操作感度は劣ります。  
と言ってもテーパー加工でかなり改善することが可能。



・加工が困難

経験者は分かると思いますが全く削れません(^^;
加工にはそれなりの道具と根気が必要です。




などなど。



操作感度の低下と書きましたが自分のロッドでは0.6gとかも普通に使えるレベルなのであまり気になりません。


また既製品よりも遥かに高性能なので普段の使用では全く問題ありません♪




っとまだまたま書きたいこともありますがそろそろ仕事の時間なので今回はここまでで。





明日はお休みですがどうしたものか…


大島方面とか江田島方面で釣りにいきたい所ですがチャリを輪行してで行くかな…


しかし流石に仕事の疲れが大分来ているのでチャリでは無理かもね…( ̄▽ ̄;)



近場の川でヌーチングでもしますかね(笑)





おまけ


とある依頼で製作したチタンティップ…




詳細は…後日かな?