昨晩、宿の人に6時に生身供と言うものがあると聞いたので5時15分に目覚ましをかけ奥の院に向かいます。まだ薄暗くて灯篭に明かりが灯ってる。

歩いていくうちに明るくなってきた

紅葉が始まっていて綺麗です。早朝なので歩きやすい道を教えてもらいました。

お墓の中を歩きます。

おおなんかそれらしき所に着いた。御供所ってやつかな

ここにもこうやくん。

なんの仏様かしら

と、6時になり朝餉を入れた唐櫃を担いだお坊さん出発

よく見ると唐櫃を抱えた二人はマスクと白い手袋しています

下駄と草履なのに無茶苦茶早い。あっという間に御廟橋へ

御廟橋を渡って行きます。ここから先は神聖な所なので写真NG。

御廟橋のこちら側から見た所。早いなー

その後朝餉を燈籠堂にお供えしてお経を唱えます。小一時間ほどで、真ん中に先頭のお坊さん。背後の左右に二人のお坊さん。お経を唱えるのはこちらの二人でサラウンドで素晴らしかった。囲いの外で見学者は座って見るのですが、戸を開けているから段々足元が冷たくなって難儀したw
でも燈籠堂は素晴らしかった。国内外のいろんなお寺に行きましたがここが1位かも。名前通り無数の灯篭が上に吊るしてあり、暗いお堂をほのかに照らしてとても神聖な雰囲気。撮影NGなのでパンフレットの写真でその雰囲気をば

生身供を終えて御廟橋を渡って戻って来るお坊さん達。今回の旅のベストショット。

御廟橋を渡りきった所でお大師様に一礼するのです。

戻られる御一行様。

生身供も終わり見学の人も帰って静けさを取り戻した燈籠堂を御廟橋から臨む。奥の院というとこの構図が多いような気がする。

供物殿のあたりをブラブラしてるとなんか仏様が並んでる

ほー、水向地蔵と言うのね

そしてこれが玉川らしい。水超きれい

取り敢えず一つ一つにお水をあげてみる。

御供所の隣にあるこちらはどうも護摩堂と言うらしい

高野山は〆縄では無くこのような切り絵を飾ります

さて、燈籠堂の地下に行きたかったけど御供所のおじさんに聞いたら8時半まで開かないというので時間潰しに近くのお墓のチェック。こちらは高野山を焼き討ちにしようとした豊臣秀吉を説き伏せるばかりか高野山にお寺まで建てさせた高野山の立役者、木食応其上人廟

こちらね

日が差してきました。いい天気で何より

こちらは浅野内匠頭のお墓

肥後島原の松平家のお墓

豊臣秀吉のお墓は別格です

階段上るとひろーい所にあります。谷中霊園の徳川廟みたい。

豊臣秀吉と来たら次は織田信長。でもちょっとわかりにくい所にあるということで、途中すれ違ったおじさんと「もう織田信長見ました?」と言う会話をしてたらここだよーと手を振って教えてくれました。ありがたや

豊臣秀吉に比べるとあっさり感が否めない。

こちらは家康の次男の秀康のお墓

安芸の浅野家のお墓

法然上人のお墓。もう宗派とか関係無しw

さてやっと8時半になったのでもう一度御供所に戻ってきたらお守り売ってる。右と左とどっちか悩んでお財布に入れるから左にしました。お守りの中にも同じの入ってるんだって

お、卒塔婆も受付開始しましたね

奥の院に葬られているじいちゃんとばあちゃんで1本ずつ作んなきゃいけないのかなと思ったら○○家にすれば良いですよと言われたのでそうする

向こうの木の箱に入れてねと言われる

だが構造的にどう考えても入らないw

もう一度聞いたらここであったw そりゃそうよねw

仏様が沢山いるのでどれに入れたら良いかわからず、それぞれ効能みたいなのはどう違うのですが?とほぼガイジン並みの質問をしたら冠を被っているのが大日如来様で真言密教の仏様なのでこちらで良いのでは、と言われる。

なるほどー、そしてこうやって卒塔婆に水かけるのね。今朝何にも無いこの木の箱にせっせと水をかけたのは何だったんだw

供養も済ませてスッキリ。そして燈籠堂の地下に行こうとしたらまず初めに御廟をお参りなさってから行ってくださいと燈籠堂でお守りとか売っていたお坊さんに言われる。
御廟は燈籠堂の奥にあります。構図としてはこんな感じ(画像お借りしました)

御廟にお参りして燈籠堂の地下もお参りして満足である。
そして先程のお坊さんに、うちのじいちゃんとばあちゃんが奥の院で土に還ったそうなんですがどこらへんですか?と聞いたら御廟の辺りらしい。マジで!超特等席じゃん!天皇陵よりお大師様に近いじゃん!みんなお参りしてるじゃん!
興奮して母親に電話かけたらそうらしいわよとアッサリ言われたw
天気も良く、お遍路さんが沢山いました。お遍路さんの終着駅ですからね

関西のツアーらしく関西弁でガイドさんが話してました。関東のお墓は骨壺が石に覆われてるけど関西は土の中に埋めるから土に還るもんだ、と話してました。なるほどね~。真言密教は金剛界と胎蔵界だもんね

多分奥の院でもかなり大きい方の加賀藩前田家のお墓。さすが百万石。

伊予松江の松平家。松平家多過ぎw

ここから企業ゾーン。広くて立派なコマツ。

お城みたいな石垣のあるクボタ。

パナソニック。昔は松下と言ってたのかなー

森下さんちと仁丹関係者用。

小林さんちと製薬関係者用。

禅尼上智碑と言う耳を傾けたら極楽の音が聞こえるという石碑。

でも何にも聞こえんだw

室の中にお地蔵さん

これが姿見の井戸。一応顔は見えましたw

汗かき地蔵。汗かいてるか見るの忘れちゃった

サインに世界遺産マークがある事に気付く

全体像はこんな感じ。右手奥に姿見の井戸があります。

汗かき地蔵の所に中の橋があります。ここでようやく半分。

意外に欧米の観光客が多いのに驚きました。フランスのグループとか。あと日本中にいると思われた中国人観光客が全然いなくて静かで宜しいw

あら可愛いお地蔵さん

こんなお墓もありました。和歌山に海軍あったのかなー

明智光秀のお墓発見。

こちらのお墓、何度作ってもヒビが入るそうです。ほらね

近くには石田三成のお墓も。

薩摩島津家のお墓。かなり大きいです。
こちらもかなりな存在感であったw

こちらから中之橋霊園。奥の院と同じでここにお墓あるのもステータスなのかしら

紀州徳川家のお墓。ちゃんと葵の御紋がありました。

お大師様が腰かけたと言う石

向かいのベンチにでっかいドイツ人みたいなおじさん達が座ってましたw

武田信玄のお墓。

信玄とその息子のお墓だっけかな。

もともと針葉樹林だから落ち葉もそんなに無いのですがこんな感じでちゃんとお掃除してあるので歩道はとても綺麗です。

司馬遼太郎石碑が出てきたらもうすぐゴール。

仙台伊達家のお墓。でも伊達政宗のお墓は結局見つけられなかったなー。

やっとゴールの一の橋。普通はここから入るのですが

近くにある一の橋観光センターと言うお土産屋さん。

ここでまんまとるるぶに踊らされてここ限定の高野山ふきんを購入。でもよく見たら中川政吉商店のだった。

そして旅行の思い出の置物と高野山ガイドブック購入。ガイドブックはAmazonでも買えたけど送料がかかったのです。あとオフィスのお土産用にやはりるるぶ情報のぶっぽうそうサブレ買ったけど千手院橋前のお店に小さいの売っててちょっと失敗

少し歩いたら笹巻きあんぶの麩善さん発見!美味しかったら宅配便で送ろうと思ったけど同僚が名古屋駅で買ってきた麩饅頭の方が美味しかったので止めときました。でも売り切れたら終わりと言う事で食べ歩き用にもう一つ購入。

そしてここも来たかった高野山大師堂。ネット通販で香木を売っているのでお香好きには密かに有名なお店です。

商品選ぶのに必死で内部写真を撮るのを忘れたw
悩みに悩んで購入したのは仏壇用と自分用に小さいのを買った高野山銘香(画像お借りしました)

店員さんは奥の院で使ってるという方を勧めてきたけど普段使いの松永堂の一番安いのと香りが似ていたからクローブとシナモンの香りが強い普通のにしました

あとお試し用の小さいお線香買いました。
おっと刈萱堂がありました。でも歌舞伎見てないからそんなにエピソード知らなかった

そして高野山は普通にお坊さんが歩いています。お坊さんフェチにはたまらないw 流石人口の殆どがお坊さん。さらに高野山大学があるからか若くイケメンも結構いたりするw

ここは古民家を改装したカフェ。外国人観光客とかには良いのかなー

薬局で陀羅尼助丸と言う大変気になる薬を売ってました

漢方みたいなもんかしら

そして!みろく石で有名なかさ國さんに来ました!

店頭で売ってる生菓子を買って店内でお茶を頂き休憩。きな粉のかかったくるみ餅は普通だったけれど焼き餅が超美味しかった!平べったい大福みたいなの

インフォメーションセンターで地図を貰ってお得な共通観覧券を購入しようと思ったら、1200年で壇上伽藍が無料なので売ってないそう。ラッキー

高野山の中央的なところにある千手院橋前の交差点

お腹空いたのでさんぼうという精進料理屋さんに入る事に。丁度お昼時なのですごい列。でも良いの。あんぶとか焼き餅しか今日食べてないからお昼はちゃんと食べたいから待つの

30分くらい待つことに。待ってる間に悩んで選んだ粟麩田楽弁当

来た~!うまそう

なんじゃこりゃ!うまい!粟麩というのにモチモチ。しかも揚げてあるみたいで超うまし

ちなみにアルコール類は般若と言うらしい

1番人気はこちらの花籠弁当らしいのだけど店員さんに聞いたら粟麩弁当との違いは刺身こんにゃくだけで、それでプラス500円だから粟麩田楽弁当にして大正解。田楽も一つ多かったし~

いやー満足。お昼時外したら空いてるかなと思ったけど出る時1時過ぎでもまだ並んでた。行列避けるには開店直後に狙うかですな。でも美味しいから並ぶ価値あり

そして千手院橋前の四つ角こちらの近くの数珠屋さんで数珠購入。私は手首が異常に細いので子供用220円でピッタリ

それから分骨の時に来た安養院さんをちょっと覗いてみる

結構立派だったけど朝食にご飯3杯食べたことしか覚えてないw

その後お昼食べたばかりで余りお腹空いてなかったけど閉店時間の関係でお寺参りの前に胡麻豆腐で有名な濱田屋さんに

抹茶胡麻豆腐は前日までの予約と書いていたけど聞いてみたら注文出来た。ラッキー。聞いてみるもんね。抹茶胡麻豆腐500円。和三盆糖で頂きます。砂糖?とか思うけど抹茶の苦味が効いてて良く合うのです

しかし食べている間に次から次へと保冷バッグを持って胡麻豆腐を買いに来た恐らく大阪からのおばちゃん達と隣で普通の胡麻豆腐を食べた親子が濃厚で味が濃いと言っていたので、後悔せぬよう普通の胡麻豆腐300円も食べてみる。

でもそんなに胡麻の味はしなかったな。白ごまだからかな。あったら抹茶の方がオススメです。
千手院橋前の四つ角近くにある精進料理で有名な花菱さんはこの日こんな感じでそれもあってさんぼうが混んでたのかなー

色々寄り道しましたが遂に来ました、金剛峰寺

おー、これですこれ

この棒に吊るされてる紐がお大師様の像の手に繋がっている
お大師様との繋がりを感じられるというやつですな

拝観料は500円。こちらは無料じゃないのね

入ったところにこうやくんで写真を撮れる場所が

こちらは御朱印受付

橋の欄干を模していて火事を避けようという工夫

高野杉の断面。屋久杉みたいに大きい

1200年でお大師様の像が特別公開してました。でも暗くて良く見えなかったw あと豊臣秀次が自害したと言う柳の間の屏風絵が素晴らしかった。撮影NGなので詳しくはこちらから
http://www.koyasan.or.jp/sp/kongobuji/jinai.html
渡り廊下を抜けて別館の方に行きます

雄と雌の龍が横たわっているという石庭としては日本最大の蟠龍庭。実際に見ると本当に龍に見える

新別館には休憩所があります。ここで一休み。丁度お坊さんの法話が終わったところで残念。

お茶とお菓子が貰えます

この麩菓子みたいにフワフワなおせんべい美味しかった

金剛峰寺のマークは2つあります

こういうのね。奥の院にも2つ付いてた。

厨房の釜の大きさがハンパない

厨房の隣のお部屋にあったこちらは中国のお坊さんの像らしいけどリアルでちょっと怖かった

厨房には煙抜きと言う場所もあります

二石の米ってどんくらい?二千人分らしいけど

この釜3つで二千人分のお米を炊ける

この奥にお大師様の像があったのだけどご覧の通り暗いのよね

六時鐘の標識は見つけたけど鐘は見えなかった

壇場伽藍はこの左の道を行きます。右の車道を歩いてしまい引き返しましたw

紅葉が綺麗でした

ちゃんと英語の説明もある

カラフルな幕がかかってました

そして遂に!大塔です!天気が良くて朱色が映える。1200年で拝観無料。中はカラフルな立体曼陀羅。とても良かった。チベットを思い出した。

お、おみくじ売ってる

買ってみました。お寺のおみくじなのでこんな名前

微妙な中吉w 失せ物、出ない、諦めよってw

次は金堂へ

中の薬師如来様の手に繋がる紐。薬師如来様も1200年で特別公開されていてこちらは良く見えました。

そして1200年でこちらも無料。ラッキー

1回廻したら一切経を1回読んだ事になる六角経蔵

一生懸命廻してます。

気付いたらツアー客が数にものを言わせて廻してたw

六角経蔵の奥にはお社があります
おみくじはここで結んでねと言われました

お寺と神社が同じ場所にあるのです

次の日1200年祭でMISIAが歌うからツアーバスみたいなのが停まっていた
なんでMISIAなんだろう… でもこういうセンスがない所が高野山らしくて良いと言えば良い
個人的にはこちらの方が大変興味アリ。声明好きには堪らん。しかも金剛峰寺と比叡山延暦寺ってその筋のエリート集結w

MISIA用に金堂の後ろにステージセット
おっと大塔にもキャンドルがw

こちらが有名な三鈷の松
一生懸命3本の葉を探すがこんな時間だしあるわけないw でも他の人達も一生懸命探してたw 私に至っては間違えて登天の松の下で探してたw

御影堂だっけかな。渋くて素敵

中門です。1200年で綺麗になりました。結界作ってます。

こんな感じで高野マキを売ってる売店が結構ありました

さてちょっと歩いて霊宝館に
でも中を見るのでなくお土産屋さんに寄りたかった。クリアファイルもマニアック。

ここでまたるるぶに踊らされて高野山の古地図のブックカバーをお土産に購入

ここから更に西に歩いて今日の観光の最後の場所、大門に来ました。高野山の西の橋にあり高野山の結界を作ってます(中門は壇場伽藍の結界)
仁王様。あ、
うん

ここから見る夕日が美しいという事。丁度見れました。

後は帰路です。途中大師教会発見。

さすが総本山。立派です。
近くに赤地蔵と言うのがあった

真っ赤なお地蔵さんです。

千手院橋前のコンビニでお土産用の胡麻豆腐ゲット。濱田屋さんのは要冷蔵なので角濱さんのこちらに
再びかさ國さんに寄ってお土産のみろく石と最中購入。買い終わってから向かいのバス停から丁度来たバスに乗って帰る

はー疲れたび。宿で大盤振る舞いでビールを買って飲む。おいちい。そばでフランス人の女の子が大門の近くのコンビニで買った夕飯を食べていた。あそこから歩いている帰って来たの!?

しかし宿に戻ったらお坊さんがする奥の院のナイトツアー、今日ありますよ、と言われる。え、それ昨日の時点である場合電話してくれるって言ってましたよね?携帯着信すら無かったんですけど。
まあどうせくたびれたのでもう良いけどね。気を取り直して昨日と同じトンカツ屋さんへ夕飯に

お店にあった昨日見つけた本で復習

今日は豚のスタミナ焼き定食です(生姜でなくニンニク)
明らかに昨日の倍以上よそってもらったライスw

隣の席でどう見てもお坊さん3人に女性の四人組がいたけど、ここ肉料理しかないけど良いのかなーと思いつつ完食。
宿に戻ったら日本人の40代半ばのバツイチ男性と同い年という霊が見えると言っちゃう女性がコンビニで買ったらしきチューハイのロング缶片手に離婚の経緯やら霊についてやら新橋か新宿の場末酒場みたいなエグい話を延々としていた。しかも酒が入って声がデカい。高野山らしさゼロである。ナイトツアーの件といいなんかこのゲストハウス、オシャレではあるけど宿としてはイマイチかも。でも奥の院に1番近いんだよなー
でも良いの。今晩は洗面所でゲットした他の客が置いていったこの秘密兵器の耳栓があるから

そしてよく歩いたのでこちらも活用

約20キロかー。足が棒です。おやすみなさい。


歩いていくうちに明るくなってきた

紅葉が始まっていて綺麗です。早朝なので歩きやすい道を教えてもらいました。

お墓の中を歩きます。

おおなんかそれらしき所に着いた。御供所ってやつかな

ここにもこうやくん。

なんの仏様かしら

と、6時になり朝餉を入れた唐櫃を担いだお坊さん出発

よく見ると唐櫃を抱えた二人はマスクと白い手袋しています

下駄と草履なのに無茶苦茶早い。あっという間に御廟橋へ

御廟橋を渡って行きます。ここから先は神聖な所なので写真NG。

御廟橋のこちら側から見た所。早いなー

その後朝餉を燈籠堂にお供えしてお経を唱えます。小一時間ほどで、真ん中に先頭のお坊さん。背後の左右に二人のお坊さん。お経を唱えるのはこちらの二人でサラウンドで素晴らしかった。囲いの外で見学者は座って見るのですが、戸を開けているから段々足元が冷たくなって難儀したw
でも燈籠堂は素晴らしかった。国内外のいろんなお寺に行きましたがここが1位かも。名前通り無数の灯篭が上に吊るしてあり、暗いお堂をほのかに照らしてとても神聖な雰囲気。撮影NGなのでパンフレットの写真でその雰囲気をば

生身供を終えて御廟橋を渡って戻って来るお坊さん達。今回の旅のベストショット。

御廟橋を渡りきった所でお大師様に一礼するのです。

戻られる御一行様。

生身供も終わり見学の人も帰って静けさを取り戻した燈籠堂を御廟橋から臨む。奥の院というとこの構図が多いような気がする。

供物殿のあたりをブラブラしてるとなんか仏様が並んでる

ほー、水向地蔵と言うのね

そしてこれが玉川らしい。水超きれい

取り敢えず一つ一つにお水をあげてみる。

御供所の隣にあるこちらはどうも護摩堂と言うらしい

高野山は〆縄では無くこのような切り絵を飾ります

さて、燈籠堂の地下に行きたかったけど御供所のおじさんに聞いたら8時半まで開かないというので時間潰しに近くのお墓のチェック。こちらは高野山を焼き討ちにしようとした豊臣秀吉を説き伏せるばかりか高野山にお寺まで建てさせた高野山の立役者、木食応其上人廟

こちらね

日が差してきました。いい天気で何より

こちらは浅野内匠頭のお墓

肥後島原の松平家のお墓

豊臣秀吉のお墓は別格です

階段上るとひろーい所にあります。谷中霊園の徳川廟みたい。

豊臣秀吉と来たら次は織田信長。でもちょっとわかりにくい所にあるということで、途中すれ違ったおじさんと「もう織田信長見ました?」と言う会話をしてたらここだよーと手を振って教えてくれました。ありがたや

豊臣秀吉に比べるとあっさり感が否めない。

こちらは家康の次男の秀康のお墓

安芸の浅野家のお墓

法然上人のお墓。もう宗派とか関係無しw

さてやっと8時半になったのでもう一度御供所に戻ってきたらお守り売ってる。右と左とどっちか悩んでお財布に入れるから左にしました。お守りの中にも同じの入ってるんだって

お、卒塔婆も受付開始しましたね

奥の院に葬られているじいちゃんとばあちゃんで1本ずつ作んなきゃいけないのかなと思ったら○○家にすれば良いですよと言われたのでそうする

向こうの木の箱に入れてねと言われる

だが構造的にどう考えても入らないw

もう一度聞いたらここであったw そりゃそうよねw

仏様が沢山いるのでどれに入れたら良いかわからず、それぞれ効能みたいなのはどう違うのですが?とほぼガイジン並みの質問をしたら冠を被っているのが大日如来様で真言密教の仏様なのでこちらで良いのでは、と言われる。

なるほどー、そしてこうやって卒塔婆に水かけるのね。今朝何にも無いこの木の箱にせっせと水をかけたのは何だったんだw

供養も済ませてスッキリ。そして燈籠堂の地下に行こうとしたらまず初めに御廟をお参りなさってから行ってくださいと燈籠堂でお守りとか売っていたお坊さんに言われる。
御廟は燈籠堂の奥にあります。構図としてはこんな感じ(画像お借りしました)

御廟にお参りして燈籠堂の地下もお参りして満足である。
そして先程のお坊さんに、うちのじいちゃんとばあちゃんが奥の院で土に還ったそうなんですがどこらへんですか?と聞いたら御廟の辺りらしい。マジで!超特等席じゃん!天皇陵よりお大師様に近いじゃん!みんなお参りしてるじゃん!
興奮して母親に電話かけたらそうらしいわよとアッサリ言われたw
天気も良く、お遍路さんが沢山いました。お遍路さんの終着駅ですからね

関西のツアーらしく関西弁でガイドさんが話してました。関東のお墓は骨壺が石に覆われてるけど関西は土の中に埋めるから土に還るもんだ、と話してました。なるほどね~。真言密教は金剛界と胎蔵界だもんね

多分奥の院でもかなり大きい方の加賀藩前田家のお墓。さすが百万石。

伊予松江の松平家。松平家多過ぎw

ここから企業ゾーン。広くて立派なコマツ。

お城みたいな石垣のあるクボタ。

パナソニック。昔は松下と言ってたのかなー

森下さんちと仁丹関係者用。

小林さんちと製薬関係者用。

禅尼上智碑と言う耳を傾けたら極楽の音が聞こえるという石碑。

でも何にも聞こえんだw

室の中にお地蔵さん

これが姿見の井戸。一応顔は見えましたw

汗かき地蔵。汗かいてるか見るの忘れちゃった

サインに世界遺産マークがある事に気付く

全体像はこんな感じ。右手奥に姿見の井戸があります。

汗かき地蔵の所に中の橋があります。ここでようやく半分。

意外に欧米の観光客が多いのに驚きました。フランスのグループとか。あと日本中にいると思われた中国人観光客が全然いなくて静かで宜しいw

あら可愛いお地蔵さん

こんなお墓もありました。和歌山に海軍あったのかなー

明智光秀のお墓発見。

こちらのお墓、何度作ってもヒビが入るそうです。ほらね

近くには石田三成のお墓も。

薩摩島津家のお墓。かなり大きいです。
こちらもかなりな存在感であったw

こちらから中之橋霊園。奥の院と同じでここにお墓あるのもステータスなのかしら

紀州徳川家のお墓。ちゃんと葵の御紋がありました。

お大師様が腰かけたと言う石

向かいのベンチにでっかいドイツ人みたいなおじさん達が座ってましたw

武田信玄のお墓。

信玄とその息子のお墓だっけかな。

もともと針葉樹林だから落ち葉もそんなに無いのですがこんな感じでちゃんとお掃除してあるので歩道はとても綺麗です。

司馬遼太郎石碑が出てきたらもうすぐゴール。

仙台伊達家のお墓。でも伊達政宗のお墓は結局見つけられなかったなー。

やっとゴールの一の橋。普通はここから入るのですが

近くにある一の橋観光センターと言うお土産屋さん。

ここでまんまとるるぶに踊らされてここ限定の高野山ふきんを購入。でもよく見たら中川政吉商店のだった。

そして旅行の思い出の置物と高野山ガイドブック購入。ガイドブックはAmazonでも買えたけど送料がかかったのです。あとオフィスのお土産用にやはりるるぶ情報のぶっぽうそうサブレ買ったけど千手院橋前のお店に小さいの売っててちょっと失敗

少し歩いたら笹巻きあんぶの麩善さん発見!美味しかったら宅配便で送ろうと思ったけど同僚が名古屋駅で買ってきた麩饅頭の方が美味しかったので止めときました。でも売り切れたら終わりと言う事で食べ歩き用にもう一つ購入。

そしてここも来たかった高野山大師堂。ネット通販で香木を売っているのでお香好きには密かに有名なお店です。

商品選ぶのに必死で内部写真を撮るのを忘れたw
悩みに悩んで購入したのは仏壇用と自分用に小さいのを買った高野山銘香(画像お借りしました)

店員さんは奥の院で使ってるという方を勧めてきたけど普段使いの松永堂の一番安いのと香りが似ていたからクローブとシナモンの香りが強い普通のにしました

あとお試し用の小さいお線香買いました。
おっと刈萱堂がありました。でも歌舞伎見てないからそんなにエピソード知らなかった

そして高野山は普通にお坊さんが歩いています。お坊さんフェチにはたまらないw 流石人口の殆どがお坊さん。さらに高野山大学があるからか若くイケメンも結構いたりするw

ここは古民家を改装したカフェ。外国人観光客とかには良いのかなー

薬局で陀羅尼助丸と言う大変気になる薬を売ってました

漢方みたいなもんかしら

そして!みろく石で有名なかさ國さんに来ました!

店頭で売ってる生菓子を買って店内でお茶を頂き休憩。きな粉のかかったくるみ餅は普通だったけれど焼き餅が超美味しかった!平べったい大福みたいなの

インフォメーションセンターで地図を貰ってお得な共通観覧券を購入しようと思ったら、1200年で壇上伽藍が無料なので売ってないそう。ラッキー

高野山の中央的なところにある千手院橋前の交差点

お腹空いたのでさんぼうという精進料理屋さんに入る事に。丁度お昼時なのですごい列。でも良いの。あんぶとか焼き餅しか今日食べてないからお昼はちゃんと食べたいから待つの

30分くらい待つことに。待ってる間に悩んで選んだ粟麩田楽弁当

来た~!うまそう

なんじゃこりゃ!うまい!粟麩というのにモチモチ。しかも揚げてあるみたいで超うまし

ちなみにアルコール類は般若と言うらしい

1番人気はこちらの花籠弁当らしいのだけど店員さんに聞いたら粟麩弁当との違いは刺身こんにゃくだけで、それでプラス500円だから粟麩田楽弁当にして大正解。田楽も一つ多かったし~

いやー満足。お昼時外したら空いてるかなと思ったけど出る時1時過ぎでもまだ並んでた。行列避けるには開店直後に狙うかですな。でも美味しいから並ぶ価値あり

そして千手院橋前の四つ角こちらの近くの数珠屋さんで数珠購入。私は手首が異常に細いので子供用220円でピッタリ

それから分骨の時に来た安養院さんをちょっと覗いてみる

結構立派だったけど朝食にご飯3杯食べたことしか覚えてないw

その後お昼食べたばかりで余りお腹空いてなかったけど閉店時間の関係でお寺参りの前に胡麻豆腐で有名な濱田屋さんに

抹茶胡麻豆腐は前日までの予約と書いていたけど聞いてみたら注文出来た。ラッキー。聞いてみるもんね。抹茶胡麻豆腐500円。和三盆糖で頂きます。砂糖?とか思うけど抹茶の苦味が効いてて良く合うのです

しかし食べている間に次から次へと保冷バッグを持って胡麻豆腐を買いに来た恐らく大阪からのおばちゃん達と隣で普通の胡麻豆腐を食べた親子が濃厚で味が濃いと言っていたので、後悔せぬよう普通の胡麻豆腐300円も食べてみる。

でもそんなに胡麻の味はしなかったな。白ごまだからかな。あったら抹茶の方がオススメです。
千手院橋前の四つ角近くにある精進料理で有名な花菱さんはこの日こんな感じでそれもあってさんぼうが混んでたのかなー

色々寄り道しましたが遂に来ました、金剛峰寺

おー、これですこれ

この棒に吊るされてる紐がお大師様の像の手に繋がっている
お大師様との繋がりを感じられるというやつですな

拝観料は500円。こちらは無料じゃないのね

入ったところにこうやくんで写真を撮れる場所が

こちらは御朱印受付

橋の欄干を模していて火事を避けようという工夫

高野杉の断面。屋久杉みたいに大きい

1200年でお大師様の像が特別公開してました。でも暗くて良く見えなかったw あと豊臣秀次が自害したと言う柳の間の屏風絵が素晴らしかった。撮影NGなので詳しくはこちらから
http://www.koyasan.or.jp/sp/kongobuji/jinai.html
渡り廊下を抜けて別館の方に行きます

雄と雌の龍が横たわっているという石庭としては日本最大の蟠龍庭。実際に見ると本当に龍に見える

新別館には休憩所があります。ここで一休み。丁度お坊さんの法話が終わったところで残念。

お茶とお菓子が貰えます

この麩菓子みたいにフワフワなおせんべい美味しかった

金剛峰寺のマークは2つあります

こういうのね。奥の院にも2つ付いてた。

厨房の釜の大きさがハンパない

厨房の隣のお部屋にあったこちらは中国のお坊さんの像らしいけどリアルでちょっと怖かった

厨房には煙抜きと言う場所もあります

二石の米ってどんくらい?二千人分らしいけど

この釜3つで二千人分のお米を炊ける

この奥にお大師様の像があったのだけどご覧の通り暗いのよね

六時鐘の標識は見つけたけど鐘は見えなかった

壇場伽藍はこの左の道を行きます。右の車道を歩いてしまい引き返しましたw

紅葉が綺麗でした

ちゃんと英語の説明もある

カラフルな幕がかかってました

そして遂に!大塔です!天気が良くて朱色が映える。1200年で拝観無料。中はカラフルな立体曼陀羅。とても良かった。チベットを思い出した。

お、おみくじ売ってる

買ってみました。お寺のおみくじなのでこんな名前

微妙な中吉w 失せ物、出ない、諦めよってw

次は金堂へ

中の薬師如来様の手に繋がる紐。薬師如来様も1200年で特別公開されていてこちらは良く見えました。

そして1200年でこちらも無料。ラッキー

1回廻したら一切経を1回読んだ事になる六角経蔵

一生懸命廻してます。

気付いたらツアー客が数にものを言わせて廻してたw

六角経蔵の奥にはお社があります
おみくじはここで結んでねと言われました

お寺と神社が同じ場所にあるのです

次の日1200年祭でMISIAが歌うからツアーバスみたいなのが停まっていた
なんでMISIAなんだろう… でもこういうセンスがない所が高野山らしくて良いと言えば良い
個人的にはこちらの方が大変興味アリ。声明好きには堪らん。しかも金剛峰寺と比叡山延暦寺ってその筋のエリート集結w

MISIA用に金堂の後ろにステージセット
おっと大塔にもキャンドルがw

こちらが有名な三鈷の松
一生懸命3本の葉を探すがこんな時間だしあるわけないw でも他の人達も一生懸命探してたw 私に至っては間違えて登天の松の下で探してたw

御影堂だっけかな。渋くて素敵

中門です。1200年で綺麗になりました。結界作ってます。

こんな感じで高野マキを売ってる売店が結構ありました

さてちょっと歩いて霊宝館に
でも中を見るのでなくお土産屋さんに寄りたかった。クリアファイルもマニアック。

ここでまたるるぶに踊らされて高野山の古地図のブックカバーをお土産に購入

ここから更に西に歩いて今日の観光の最後の場所、大門に来ました。高野山の西の橋にあり高野山の結界を作ってます(中門は壇場伽藍の結界)
仁王様。あ、
うん

ここから見る夕日が美しいという事。丁度見れました。

後は帰路です。途中大師教会発見。

さすが総本山。立派です。
近くに赤地蔵と言うのがあった

真っ赤なお地蔵さんです。

千手院橋前のコンビニでお土産用の胡麻豆腐ゲット。濱田屋さんのは要冷蔵なので角濱さんのこちらに
再びかさ國さんに寄ってお土産のみろく石と最中購入。買い終わってから向かいのバス停から丁度来たバスに乗って帰る

はー疲れたび。宿で大盤振る舞いでビールを買って飲む。おいちい。そばでフランス人の女の子が大門の近くのコンビニで買った夕飯を食べていた。あそこから歩いている帰って来たの!?

しかし宿に戻ったらお坊さんがする奥の院のナイトツアー、今日ありますよ、と言われる。え、それ昨日の時点である場合電話してくれるって言ってましたよね?携帯着信すら無かったんですけど。
まあどうせくたびれたのでもう良いけどね。気を取り直して昨日と同じトンカツ屋さんへ夕飯に

お店にあった昨日見つけた本で復習

今日は豚のスタミナ焼き定食です(生姜でなくニンニク)
明らかに昨日の倍以上よそってもらったライスw

隣の席でどう見てもお坊さん3人に女性の四人組がいたけど、ここ肉料理しかないけど良いのかなーと思いつつ完食。
宿に戻ったら日本人の40代半ばのバツイチ男性と同い年という霊が見えると言っちゃう女性がコンビニで買ったらしきチューハイのロング缶片手に離婚の経緯やら霊についてやら新橋か新宿の場末酒場みたいなエグい話を延々としていた。しかも酒が入って声がデカい。高野山らしさゼロである。ナイトツアーの件といいなんかこのゲストハウス、オシャレではあるけど宿としてはイマイチかも。でも奥の院に1番近いんだよなー
でも良いの。今晩は洗面所でゲットした他の客が置いていったこの秘密兵器の耳栓があるから

そしてよく歩いたのでこちらも活用

約20キロかー。足が棒です。おやすみなさい。
