さて早起きしてチベット第二の都市、シガツェまで一泊二日の旅行に出発です。出たとき真っ暗だったのに随分日が昇ってきたな。


寝不足だったので一日目と二日目の行程を入れ替えて直接シガツェに向かいます。フレンドシップ・ロードなるものを行くのですが、時速が決まってるためまず入口のチェックポイントで登録します。これで出口につく時間を計算して、その時間をかけて運転しなければならないのだそう。


いまいちなにがフレンドシップなのかわからない道路。


湖みたいだけど、単にラサ川(キチュ川)の川幅が広くなってる場所


なんかモロッコの砂漠地帯みたいだなー。お、氷山的なものが奥に!


途中のチェックポイントでトイレ休憩。中国に来て初めて見たドアの無いトイレ!昔は広東とかにもたくさんあったなー。


地元の人たちはこんな感じでバスで移動します


チェックポイントの建物。ここでガイドにパスポートを預けて登録してもらう。


川の色がエメラルドだ・・・。鉱物のせい?


ほどなくシガツェというところで、お昼だからと運転手さんが休憩したがっていたのでお昼を食べることに。


チャーハン30元とかで超割高であった・・・。しかも三人前くらいの量。さすがに残したw


シガツェの町にやってきましたよー。


まずタシルンポ寺にお参りです。


タシルンポ寺はダライ・ラマも属するチベットの四大宗派、ゲルク派のお寺です。広いねー。白い壁のようなものは年に一度タンカと呼ばれる仏教画を飾るところだそう。


こちらダライ・ラマに次ぐパンチェン・ラマというお坊さんのお寺です。パンチェン・ラマは阿弥陀如来の化身だそうです。で、ここの一番の見どころは26.7メートルの銅製の弥勒如来像。でも午後の開門がまだなので外でわらわら人待ち状態。


大弥勒如来像も奈良の大仏とか見てる日本人にはフツーでした。次の見物スポットへ。


白い壁に黒い窓が美しい。チベットって感じですね。


あれかな、窓枠黒くするのは野球選手が目の下黒くするのと同じ原理?(実際は日の光を集めて暖かくするためだそう)


タシ・ナムギャル・ラカン。パンチェン・ラマ10世というのがやり手の方だったそうで、文化革命でかなり壊されたこちらのお寺を修復したそう。共産党に入党し、奥さんも娶ったちょっと変わり種ですけど、かなり中央からお金を引っ張ってきたのでしょうね。4世の霊塔だけが残っているのは倉庫に使われたという説明だったかな?


タシ・ナムギャル・ラカンから中庭を望む。


こちら大聖堂的なものでしょうか?パンチェン・ラマの席が真中にあって、周りをお坊さんが囲んでお祈りするところ。現在はパンチェン・ラマ11世ですが、まだ北京で勉強中とのこと。かなり中央政府よりなんですな。11世の就任もいろいろあったようで。


中庭。


中庭からタシ・ナムギャル・ラカンを望む。


鮮やかな仏画。


小道から


いやー、素晴らしかった、タシルンポ!正直ポタラ宮よりも良かったかも。ヨーロッパの修道院みたいな厳かな雰囲気で、駆け足で回らされたのが残念でした。


さて、シガツェのホテルは成都でユースを予約してたのだけど、ユースは古いし寒いというガイドの話でこちらに宿泊。180元でラサのホテルよりも安いけど、なんかデラックス。というか派手w


コンセントも二つある!


説明書も英語があるー


サウナもあるらしいのだけれど、このやたら高いHappy Bath Full Setというのが気になるw


ケーブルテレビでチャンネルがやたらあったのだけど、このDV生活ってなにw


そしてなぜか室内に沈丁花がw


さて一通り部屋をチェックしてから街に繰り出してみました。


チベットどこでも山が迫ってますねw


これが一番の目抜き通りらしいのだけど、ラサに比べるとしょぼい


夕飯はホテルの近くのレストランで食べました。川菜と書いてある店が多かったのだけど、川魚置いてあるのかと思いきや、どうも四川料理の略だということが判明。そして蒜苗というのがにんにくの芽のことかと気になって頼んだらただのニラであったw(正式には葉にんにくらしい)


昨晩睡眠不足というのもあってこの後ホテルでばたんきゅーでした。