(a)一般
   計器飛行証明を受けるには以下の条件に満足しなければならない。
   (1)エアプレーン、ヘリコプター、パワードリフト等、レーティングを受けたいものの
      少なくとも自家用操縦士免許を持っている。
   (2)英語を読む、しゃべる、書く、理解することができる。もし身体的な事情によりこれらの
      いずれかの条件に不適合な場合、航空機の安全運行のため管理者(FAA)が操縦士免許に
      制限を設けることがある。
   (3)本セクションパラグラフ(b)にある計器飛行に関する知識の範囲について有資格教官から
      学科訓練を受け記録される、またはホームスタディコースを完了する。
   (4)学科試験受験の準備ができたことを証明するエンドースメントをログブックまたは
      訓練記録に受ける。
   (5)エアプレーン、ヘリコプター、パワードリフト等、レーティングを受けたいものに対し
      航空機、模擬飛行装置、飛行訓練装置を用い、本セクションパラグラフ(c)にある
      運行範囲の訓練を有資格教官から受け、記録される。
   (6)実地試験受験の準備ができたことを証明するエンドースメントをログブックまたは
      訓練記録に受ける。
   (7)本セクションパラグラフ(b)にある知識の範囲についての学科試験に合格する。
      ただし、既に計器飛行証明を持つ者は他の計器飛行証明の学科試験を受ける必要はない。
   (8)以下のものを用い、、本セクションパラグラフ(c)にある運行範囲の実地試験に合格する。
      ()エアプレーン、ヘリコプター、パワードリフト等、レーティングを受けたい航空機。
      ()模擬飛行装置、飛行訓練装置で受けたいレーティングに適し、特定な課目や
         手順の運行が認定されているもの。

(b)知識
   計器飛行証明取得希望者は以下の知識範囲について、有資格教官から訓練を受けそれを記録
   されるまたは、ホームスタディコースを完了しなければならない。
   (1)航空法規のIFRに関するところ
   (2)AIMのIFRに関するところ
   (3)航空管制および計器飛行の運航について
   (4)航法装置を使った航法と進入について
   (5)IFR航路および進入方法の航空図の使い方
   (6)航空気象報告、予報、および情報と自身の観測から得られる予測される傾向の取得と使用
   (7)計器飛行方式、計器飛行条件での安全かつ効率的運行について
   (8)危険な気象の場面の認知と乱気流の回避
   (9)航空意思決定、判断
   (10)乗員の意思伝達、調整を含むクルーリソースマネージメント

(c)飛行熟達
   計器飛行証明取得希望者は以下の運行範囲について、航空機、または本セクションパラグラフ(g)
   にある模擬飛行装置、飛行訓練装置を用い、有資格教官から訓練を受けそれを記録されなければ
   ならない。
   (1)運行前準備
   (2)運行前手順
   (3)ATC承認と手順
   (4)計器による飛行
   (5)航法装置
   (6)計器進入手順
   (7)緊急時の対処
   (8)運行後手順

(d)エアプレーン計器飛行証明に必要な飛行経験
   エアプレーン計器飛行証明取得希望者は以下の記録がログブックに記載されていなければ
   ならない。
   (1)少なくとも50時間の機長としての野外飛行時間、そのうち少なくとも10時間は
      エアプレーンによるもの。
   (2)合計40時間の本セクションのパラグラフ(c)にある運行範囲にある実際または
      模擬の計器飛行時間で、そのうち15時間はエアプレーン計器飛行証明を持つ有資格教官
      から訓練を受けなければならない。また、次の条件を含むこと。
      ()試験準備のため、少なくとも3時間、実地試験日の2カレンダーマンス以内に
         有資格教官からエアプレーンで計器飛行訓練を受ける。
      ()以下の条件を満たし、ATC施設にフライトプランを提出した野外飛行を計器飛行
         により有資格教官と共にエアプレーンにて実施のこと。
         (A)航空路またはATC施設により指示された航路に沿って250ノーティカルマイル飛ぶ
         (B)各空港で計器進入する
         (C)航法装置を使い3種類の異なる進入をする

(g)模擬飛行装置、飛行訓練装置の使用
   計器飛行訓練が模擬飛行装置、飛行訓練装置を使って有資格教官によ計器時間が提供された
   ならば以下の通り。
   (1)訓練が本チャプターのパート142に従って修了されたものであれば、模擬飛行装置、
      飛行訓練装置を最大30時間使用できる。
   (2)訓練が本チャプターのパート142に従って修了されたものでなければ、模擬飛行装置、
      飛行訓練装置を最大20時間使用できる。

(h)エビエーショントレーニングデバイスの使用
   以下の条件を満足する場合、エビエーショントレーニングデバイスを使って訓練した時間は
   本セクションで要求される計器時間に最大10時間充当できる。
   (1)デバイスがFAAに認められ認可されている。
   (2)そのデバイスにを使い有資格教官により計器時間が提供される。  
   (3)本セクションで要求される計器時間として模擬飛行装置、または飛行訓練装置を使った時間を
      10時間以上充当してはならない。
   (4)そのデバイスの計器訓練、計器能力をFAAが認めた。