(a)一般
   (1)本セクションのパラグラフ(b)を除き、訓練操縦士は次のことを実施する前に
      本セクションにある条件を満たさなければならない。
      ()単独野外飛行、または飛行を始めた空港から25ノーティカルマイルを超えて
         離れる飛行をする。
      ()単独飛行し、飛行を始めた空港以外の場所に着陸する。
   (2)本セクションのパラグラフ(b)を除き、単独飛行しようとする訓練操縦士は次の条件を
      満たさなければならない。
      ()本セクションで指定された課目、手順の訓練を与えることを認められた教官から単独
         野外飛行に使用する航空機のメイク、モデルに適切な航空機にて飛行訓練を受ける。
      ()本セクションで指定された課目、手順が熟達して実施できることを有資格教官に示す。
      ()本パートのセクション61.87で要求される単独飛行前の課目、手順が、単独野外飛行に
         使用する航空機のメイク、モデルまたは類似のメイク、モデルの航空機にて完全に
         修得されている。
      ()本セクションのパラグラフ(c)にある有資格教官から受けたエンドースメントに
         含まれる制限に従う。
   (3)単独野外飛行しようとする訓練操縦士は有資格教官から野外飛行の課目と手順について
      学科および飛行訓練を飛行に使用する航空機にて受けていなければならない。

(b)適切な単独飛行と野外飛行をするときの許可
   訓練操縦士は普段訓練を受けている空港から別の場所へ単独飛行することについて有資格教官
   からエンドースメントを受けなければならない。
   エンドースメントを受ける訓練操縦士は本パラグラフの要求事項に従わなければならない。
   (1)訓練操縦士が普段訓練している空港から25ノーティカルマイル以内の他空港まで
      単独で飛行するには、次のものが提供されなければならない。
      ()有資格教官がその他空港で訓練操縦士に飛行訓練を与える、その訓練には両空港間
         の航路上で双方向の飛行、場周経路の出入り、その他空港での離着陸を含む。
      ()その訓練を与えた有資格教官が訓練操縦士のログブックに飛行許可のエンドースメント
         を与える。
      ()訓練操縦士が本パートのセクション61.87にある単独飛行のエンドースメントの
         有効なものを持っている。
      ()有資格教官が訓練操縦士の飛行が熟達していると判断する。
      ()この飛行の目的がその他空港で離着陸の訓練のためである。
   (2)出発空港から50ノーティカルマイル内の他空港への繰返し特定単独野外飛行をするには、
      次のものが提供されなければならない。
      ()有資格教官が使用される空港で訓練操縦士に場周経路の出入り、その他空港での
         離着陸を含む両空港間の航路上で双方向の飛行の訓練を与える。
      ()その訓練を与えた有資格教官が訓練操縦士のログブックにその訓練操縦士の飛行が
         熟達したことを証明するエンドースメントを与える。
      ()訓練操縦士が本パートのセクション61.87にある単独飛行のエンドースメントの
         有効なものを持っている。
      ()訓練操縦士が本セクションのパラグラフ(c)にある単独野外飛行のエンドースメント
         の有効なものを持っている。
      しかし、出発空港から50ノーティカルマイル内の他空港への繰返し特定単独野外飛行を
      するには、別添エンドースメントは必要とされない。

(c)単独野外飛行のためのエンドースメント
   本セクションのパラグラフ(b)(2)の場合を除き、訓練操縦士は各野外飛行にこのパラグラフ
   にあるエンドースメントを持っていなければならない。
   (1)訓練操縦士免許のエンドースメント 訓練操縦士は訓練を与えた有資格教官から
      単独野外飛行のエンドースメントを受けなければならない、そしてその訓練操縦士免許には
      飛行する航空機のカテゴリーが記載されること。
   (2)ログブックのエンドースメント 
      ()訓練操縦士は有資格教官から単独野外飛行のエンドースメントを受けなければならず、
        訓練操縦士のログブックに飛行する航空機のメイクとモデルが記載されること。 
      ()各単独野外飛行に対し、単独野外飛行計画を確認した有資格教官は単独野外飛行計画
        について本セクションのパラグラフ(d)の通り確認した後、ログブックにそのことに
        ついてエンドースメントを与えなければならない。エンドースメントは次の通りで
        なければならない。
        (A)飛行する航空機のメイクとモデルを明記する
        (B)訓練操縦士の飛行前計画および準備が正しく、知られている条件下で安全に
           飛行できる準備ができているということを書く
        (C)訓練操縦士の有資格教官が定めた制限を書く

(e)単発エアプレーンの単独野外飛行のための課目および手順
   単発エアプレーンで単独野外飛行の訓練を受けている訓練操縦士は以下にある課目および
   手順の飛行訓練を受け、記録されなければならない。
   (1)磁気コンパスを併用し地文航法、推測航法を使いVFR航行するための航空図の使用
   (2)野外飛行に付随する航空機の性能図の使用
   (3)危険な気象状況の察知と飛行中の視程目算を含む航空気象報告と予報の入手および分析
   (4)緊急事態の対処
   (5)空域からの出発、到着、場周経路への入場、進入を含む場周経路の運行手順
   (6)空中衝突の回避、後方乱気流の予防措置、乱気流の回避に関する手順と練習
   (7)野外飛行する地域にある危険な地形の認知、回避、および運行制限
   (8)飛行する航空機に搭載されている計器および装備品に関する、認知、適切な扱い方
      表示を含む使用手順
   (9)VFR航行に必要な無線機の使用と、双方通信
   (10)短距離、軟地、横風を含む離着陸、進入手順
   (11)最大角、および最大率上昇
   (12)無線装置およびATCからの指示による、水平直線飛行、旋回、降下、上昇などを含む
      計器のみに頼った単独の操縦と機動

(g)ヘリコプターの単独野外飛行のための課目および手順
   ヘリコプターで単独野外飛行の訓練を受けている訓練操縦士は以下にある課目および手順の
   飛行訓練を受け、記録されなければならない。
   (1)磁気コンパスを併用し地文航法、推測航法を使いVFR航行するための航空図の使用
   (2)野外飛行に付随する航空機の性能図の使用
   (3)危険な気象状況の察知と飛行中の視程目算を含む航空気象報告と予報の入手および分析
   (4)緊急事態の対処
   (5)空域からの出発、到着、場周経路への入場、進入を含む場周経路の運行手順
   (6)空中衝突の回避、後方乱気流の予防措置、乱気流の回避に関する手順と練習
   (7)野外飛行する地域にある危険な地形の認知、回避、および運行制限
   (8)飛行する航空機に搭載されている計器および装備品に関する、認知、適切な扱い方
      表示を含む使用手順
   (9)VFR航行に必要な無線機の使用と、双方通信
   (10)離着陸、進入手順