一升枡に二升を入れる 〜史上最高の挑戦〜最終回 | ~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔

一升枡に二升を入れる 〜史上最高の挑戦〜最終回

一升枡に二升を入れる ~史上最高の挑戦~③のつづきです


普通に考えれば、どうにも実質15坪ごとのフロアに

主要20の要望 と(その他諸々)を入れれそうにありません。


しかも、毒気が多いかもしれませんが「僕らしさ」という燃料を燃やせないことは

イコール原動力となるエンジンが動かないということ


なかなか筆が動かない中

本当に暮らしを

本当に家族だけを

それだけを見つめ、自分を消すということに勤め

ぼんやりと浮かんできました。

それは、例えあり得ないであっても詭弁であっても発想の転換、なぞなぞの答え、トンチと言われても

これが一升枡に二升が入る瞬間です。


何一つ諦めることなく

すべてを棄てて

ここに溢れるはずのものが入ります。

ここには僕が無いはずなのに



僕が無いから見つけたこと

これが本当の自分だということ


家は、この秋、完成の予定