人体錬成 〜宝くじを当てる人〜 | ~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔

人体錬成 〜宝くじを当てる人〜

唐突ですが、僕は「運」がありません。

以前、書いたと思いますがアイスの当たりすら当たらないほど、くじ運が無く

ジャンケンに至っては、先日のガラクタ市

「ジャンケンに勝ったら半額」のジャンケンで

17連敗。

とにかく、当て物、くじ、運に任せたものはことごとく外れます。

なので、「運」まかせの当て物で人生をくぐることを極端に避けてきました。

破天荒な人物に見られがちですが、積み上げた自分の分析とそれに基づく行動で

僕を構成しています。


自分をプロファイルします。


僕はスペシャリスト(専門家)ではなくオールラウンダーです。

つまり、構成する重要な部分を大体カバーできます。

しかしながら、専門ではないので「広く」、悪く言うと「広く浅く」です。


オールラウンダーの特徴はその「広く」にあります。

専門職で想像し得ない「つながり」を創り出すことができる

それはエポックメイキング(発明)にほぼ近いアイデアとなることです。


それの成立については専門職をどう、コンダクトするかによります。


僕のつたない人生の中で、この

「オールラウンダー」といえる人は

あまり会ったことがありません。


現在、会社の指揮をとっている訳ですから、本来は「コマンダー(司令官)」のはずなんですが

オールラウンダーとして、コンダクター(指揮者)としてやってきました。


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以前の記事で書いた「鋼の錬金術師」

人は何かを得るには何かを失わなければ成らない。それが等価交換の原則

この世界観に基づいて描かれています。

亡くなった母親を取り戻す為、人体錬成を行いますが

弟の体と自らの右手左足を失います。


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これまでスクエアプラスという会社、新たに朝日住宅という会社

事業として住宅に留まらず店舗、事業物、コンサル、医療、介護と

自らが立ち止まることを拒否するように、ただ唯前へ進んできました。

そんな中、僕はずっと自分が頼りにできる人物が欲しいと考え、部下に試練を与えてきました。

その結果、ある者去り、ある者は受け入れず、あるものは反発し、あるものは拒否しました。

僕は、自分が出来るという理由で、簡単に「オールラウンダー」を作り出そうと躍起になり

そして失敗してきました。


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会社をやっていると、色々な人に色々な事を言われます。

「木下くん、そんなに色々なこと沢山やってるんだったら『右腕』が必要だね」

「木下くんには優秀な『右腕』がいるから色々できるんやね」等々


愚かな僕は、自分が神でも無いにもかかわらず

神を冒涜するかのように「右腕」を作ろうとしてきました。

オールラウンダーを作ろうと躍起になり、何故かうまくいかず

うまく行かない理由を「他責」に問っていました。


神でもない僕が「右腕」という「人体錬成」をするという禁忌

愚かしい行為でした。


右腕は人が作りしものではなく

「神のみ、与えらることができる偶然」

この世に成功者と言われる人はよく

「優秀な右腕の彼がいてくれてねぇ~」

なんてテレビのインタビューを受けるのを見ます。

これは、ほぼ「宝くじ」に当たったぐらいの「僥倖」

くじ運がない僕は

そんな僥倖に恵まれないということを

人体錬成の愚かさを悟った時に何かを「あきらめ」ました。


しかしながら、最近、あるきっかけで

自らの一部とも言える等価交換により

スクエアプラスという会社で、本当の意味で右腕を得る事がでました。


僕は右腕と左足、それに等しい以上のものを賭け


これまで僕に一点曇りなく付いてきてくれたミヨシ部長こと

三好信義に

スクエアプラス運営を任せることにしました。

至らない点が多々あったとしても

僕が至らない点が多々あったのに、これまでやってこれた事を考えると

僕自身が踏み切れなかった躊躇は

自分の作り出した虎の前に畏怖しているだけに過ぎないのかもしれません。


僕にできること

これからもスクエアプラスの社長ですが

僕が本当に得た右腕をしっかり信じること



そしてその右腕に左手を添え

今まで以上に力強く押すこと


今後ともスクエアプラス並びに三好専務をよろしくお願いします。