光の流れ 〜荒ぶる隙間〜 | ~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔

光の流れ 〜荒ぶる隙間〜

東大阪市意岐部で改装工事中のビル


~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔

隙間については以前書いたとおりですが

まず、上段のライトが付いた時点でお施主様から電話がありました。

ちょうど夜、米子からの帰り道で現場からのお電話でした。

「ちょっと、これでいいのかどうか…判断がつかないんですけど」

『?』

隙間からの光は計算どおり出るはずです。

でも、ちょっと心配になってきました。

(もしかしたら、失敗したのかな?)

翌日

現地でお施主様と立ち会ったとき


~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔

まだ半分ですが、いい感じに光が出ています。


~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔

光の筋も昼間より立体感を増す効果を出しており

下側からの煽り照明が楽しみです。

しかしお施主様は
~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔
外装材を取り付けている下地鉄骨の影が気になられるようで

「あれ、こんなのでいいの?」

お施主様はこれまでの施工経過を見ておられるので下地が

「見えている」と感じられておられますが

そんな過程がない通りがかりの人達は、下地アングルが格子状に見え

一つのプロットととらえてもらえるはずです。

なので、僕は「いや、かなり想像以上にいい出来ですよ」と、自信を持ってお答えしました。

下からの煽り照明が入れば、この作った面が浮き上がって見えるはずです。

しかし、この長いファサード

厄介でしたが、カメラに写らない程の眼球限界への挑戦

なかなか面白いものとなっていっています。

僕にできること

眼球構造への挑戦