大阪府テコンドー大会 〜老獪③〜 | ~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔

大阪府テコンドー大会 〜老獪③〜

大阪府テコンドー大会の決勝戦

残り1分の頃にはスタミナが切れてしまい、1ラウンドと同じく身体が全く反応しなくなりました。


もう、どうしようもない中、対戦相手の大学生は体力にものを言わせの攻撃。


残り55秒、その瞬間がきました。

~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔-15
相手の放った右アットラチャギ(回し蹴り)と僕の左アットラチャギが

「バキン!!」


~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔-16

空中で正面衝突

去年から膝十字靭帯を損傷している僕は

~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔-17
思わずダウン。

~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔-18

痛みの中転げ回っていました。

しかしながら、頭の中では冷静に

「確かに痛いが、膝の曲げ伸ばしに影響のある痛みではない。身体を休めるチャンスでもある」

そう考え、それでも痛くてたまらない中立ち上がる為、試合会場に響き渡るぐらい


この日一番の気合いの声を上げ


足を引きずって立ち上がりました。

~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔-19

時間いっぱいまで身体を休めたので、残り55秒は戦えるスタミナが戻りました。

ここで考えたのは「僕という対戦相手」としての事


対戦相手は僕のこの状態を見てどう考えるかです。


予想したのは


1 44歳なので体力が限界

2 左膝を激しく打撲したので、左の蹴りが今後打てないのでは
3 どの道、弱気になっているのでは
4 自分も右足を痛めているので、左足で蹴らなければ

と考えているのではということです。


若さも体力もない僕ができること


それは人生の経験をもって「考える」ことです。


最後の55秒


これに賭けてみました。


~つづく~