匠はつらいよ 〜大阪市N様邸〜 | ~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔

匠はつらいよ 〜大阪市N様邸〜

大阪市で工事中のN様邸

ニシハラ棟梁から呼び出し

「天井高が2150しか取れんケド、ええんか!」

「そんなはずないでしょ、既存の屋根の上から掛ければいいんだから」

「それが成らんから言うとんじゃ~!」

現場に急行です。

現場でニシハラ棟梁に

「既存の桁(屋根の垂木を受ける最後の場所)の上から新規の屋根梁乗せたら150上がるでしょ」

「おぁい!みんな!屋根をシャチョーが言うてるトコまでめくってみぃ!」
~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔
何も急にめくる必要はありませんが、ちょっと意固地になっているようです。

天井の高さが取れない原因は桁と同面で新規を掛けのばしていること

~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔
桁上から掛けて既存屋根の下に立ち上がりを作りながら滑り込ませれば、屋根梁の分だけ上にあがります。

「そんなもん!あれ◯※♪×■!!」

と言っていた棟梁

どうも、途中で気づいたらしく

「う、うぇ、あぁん、こ、この桁の上から、あのその、掛けたら…オイ!スガタニ~ちょっと来い!」

大工さん達にあれこれ言って

「シャチョー、ここの材は4寸でええか♡」

との事で終了。

それにしても、グラグラガタガタ
~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔
だった2階の床

既存の梁に2×10を抱かせながらしっかり床を作ってました。

棟梁、こういう所はちゃんとしてますね。

それにしても、先ほどの屋根解体で

バサーっと埃が飛んできたら

ものすごくダニがいたようで、あっちこっちが痒くなりました。

TVで匠自ら屋根落としてますが、あんなのやると虫にやられて大変です。

僕がやらないこと

そんな無意味なパフォーマンス