ボロボロのコテンパン ~それが名誉なこと~ | ~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔

ボロボロのコテンパン ~それが名誉なこと~

昨日は融心館で久しぶりにテコンドーの練習をしました。
テコンドーの幹事会のようなものがあったらしく、LINXの阪口師範や都島の中村師範等がおいでになっており、今日の練習は中川 貴哉君の指導です。

中川君は先日のアジア大会選考会でー54kgで優勝、今年のJOC有望選手に選ばれいます。

当然、練習はいつもと違った緊張感に満ちていました。

僕は膝の調子が悪くなってから、まともに練習をせずに1ヶ月たっていました。

練習スタートから体力の消耗が激しいのは、決して中川君の練習が厳しいだけではありません。

たった1ヶ月で体力が驚くほど落ちているのです。

練習はすぐに防具をつけてステップキョルギ(組手)に入りました。

全く、体が反応しません。
蹴りが出ません。
避けれません。

もどかしいというより、何なんだ!と自分が歯がゆいです。

しかしながら、中川君とステップキョルギをした時、オルグル(顔面)に止めはしていますが、回し蹴りを喰らいました。

生き物とは偉いもので、「死ぬかもしれない」という生命維持の恐怖に対し、突然体が動くようになりました。

とは言え、相手はトップクラスの選手です。

何をやっても、どんなに頑張っても、風のように避け、電撃のように間合いを詰められ、鬼神のように攻められます。
手加減はしてくれています。でも、容赦なく43歳のおじさんを蹴りまくります。

オルグルは止めても威力で吹っ飛びダウン。
臆せず飛び込んで蹴りに行っても、カウンターのティチャギ(後ろ蹴り)で空中まで浮いて吹っ飛び、床に叩きつけられました。

休憩の時、「大丈夫ですか」と中川君に聞かれましたが、こんな初心者の僕に真剣に相手してくれる彼に感謝しているので「大丈夫です!ありがとうございます」と答えました。

中川君との対戦はかなりきついので、みんな対戦を求めていきません。

僕はこんなチャンスないので、体力不足息切れを物ともせず、何度もお願いしました。

彼の電気が走ったような飛込みと蹴りは、全く反応できず、バッカバカに蹴られ、都合8発のオルグルのトラチャギを喰らい、ダウンし、カウンター、ターンチャギ、オンパレードで単なる普通の人とトップの選手との差を体に叩き込まれました。

道場の端まで転がってくる僕に、山崎 優輝君が見かねて僕の欠点について色々指導してくれました。

頭を蹴られての鞭打ちで首が回りません。

でも練習の最後に中川君と山崎君に「ありがとうございました、今日は本当に勉強になりました。またお願いします」と挨拶して帰りました。

10代で若く、人生の経験が僕ら大人よりずっと少ないにも関わらず、いい加減な甘さは優しさではないことを知っており、僕に対し礼儀を尽くして大いに蹴っ飛ばしてくれた、彼の態度がとてもうれしかったです。

きっと、彼に蹴り回された事が、近い将来、名誉となると信じています。

僕が聞いたこと

阪口師範から一言お願いします

「一言!」


えぇぇ
ぇぇ