生兵法 〜ホントに危険です〜④ | ~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔

生兵法 〜ホントに危険です〜④

生兵法 ~ホントに危険です~
生兵法 ~ホントに危険です~②
生兵法 ~ホントに危険です~③
の続きです。

①のケースですが

元々、店舗付住宅を作り現在の店の2店舗目という「夢」をもっておられました。

しかしながら、「不動産屋とか建築屋とい人間が信用できない」理由で、何かと聞きかじった情報を自分なりの「考え」にしてしまい、「それが正解」と何故か思ってしまわれるご性格のようでした。

不動産を100件以上案内した不動産業者から
、ご本人がたまたま見つけた建売分譲地を契約したことにより、それまでの「実費」として数十万円請求されたそうです。

その不動産業者さんはいつも店に来てくれる常連だったそうで、

そこの会社の方々4人ほども来店くださるらしく、そのお客様は数十万円を支払ったそうです。

本当は払いたくなかったのですが、

「うちもお客だから都合わるいんじゃない、払わないと」

といったことをほのめかされ、泣く泣く払ったとか。

当然その後、そこの会社の方々はお店に来る事はありませんでした。

土地の購入前、敷地の境界確定で難航し、契約を焦った為値段交渉ができず猛烈に高い相場で土地を契約しておられました。

元々、建売分譲用の土地ですから、土地に利益を入れないと事業として成立しませんので、素人が交渉してもうまく行かない場合が多いです。

建売業者が口頭で「これくらいで出来るでしょう」という建物価格を鵜呑みにして銀行と自分で交渉、ローンを決定して土地を決済(購入)してしまいました。

その後、店舗付き住宅のプランが出来たので見積ると、その建売業者から「これくらい」から大幅に掛け離れた金額が出ました。

これにまた聞きかじりの知識で色々と動き回り「俺の考えでは鉄骨造でもこれぐらいで出来る業者はおるねん!」と探しておられましたが、銀行から通告。

「お客様の実行した住宅ローン、建築の期限が来ているので『条件変更』をしなくてはならないのですが」

と、半分脅しのようなことを言われ、切羽詰まって当社に電話したそうです。

~つづく~