生兵法 〜ホントに危険です〜③ | ~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔

生兵法 〜ホントに危険です〜③

生兵法 ~ホントに危険です~
生兵法 ~ホントに危険です~②
のつづきです。

ケース②ですが

お客様が土地を探している地域を

「ここ」

と限定した上で(かなり人気もあり物件もあまり出ない場所)物件を出して欲しいとの事でした。

当然、不動産流通機構にのっている程度の少ない物件しかなく、

地場の不動産業者さんも、お客様に待ち順序をつけている地域です。

それが

「こんな不景気になって来てるんだから、不動産業者も困っているはず。だからぁ、業者取引になる建売の仕入れ値ぐらいで物件探してぇ、格安だったら買ってもいいから情報持って来て」

との事。
この方、もう何年も土地をこの地域で探しておられるそうです。

建物については

「こんな不景気でぇ、工務店も困ってるはずだからぁ、見積なんかいくらでも叩けるはず」
そして「これで格安で家手に入れるねん」

と、おっしゃられました。

まず、土地経験測ですが永遠に手に入りません。

この方の欲しい場所は、他大勢の方も欲しい場所なのですから、この方の思い通りにはなりませんし、業者さんも条件の良い方へ持って行くのがつねです。

考え変えて土地が手に入っても、建物には原価があるのでいくらでも下がりません。

インターネットという情報収集では自分の興味があるものだけしか選択して見ませんから自分からの視点のみで考えを構成されておられるようです。

~つづく~