デスペラード 〜究極のデザイナーとは〜 | ~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔

デスペラード 〜究極のデザイナーとは〜

建築設計をする人

建築デザイナーと言われる人

インテリアデザイナーと言われる人

建築家と言われる人

商業設計を得意とする人

住宅設計を得意とする人

etc…数え上げても様々、キリがありません。

「建築士」という資格をもったものでなくても、「デザイナー」であるとか「建築家」なんて名乗るのは自由です。
かの有名な安藤忠雄さんもボクサーから独学で建築家(1級建築士はお持ちですがかなり特殊だったはず)になられておられます。

僕の会社は建築工事のみの受注しいているので「建築家」の方の工事のみもしています。

以前、芦屋苦楽園の高級住宅街で関西では結構名の知れた建築家のセンセイの物件を工事しました。
さまざま、工事側から意見を述べたのですが、「それが『意匠』ってもんだよ!」と一蹴されました。

確かに尖った部分もあり、いいデザインだったとは思いますが、引き渡し当日に施主の奥様が初めて家を見られて
「キャー!何これ!何でこんな事になってんの!」とキレまくり大変な事態となりました。

「図面に表記されてる」の一言で目に見えないくらい小さな仕様書で「ステンレス ムクフラットバー」と100万円ぐらいかかる階段の装飾金物を『図面に書いてた』とゴリ押しで飲ませたくせに即座に外させられました。
「どうしますか?」の問いかけに「事務所の裏に置いておいて」とのこと。

僕から言わせれれば、こんな建築家、「人でなし」です。
工事店が100万円の利益を回復する為に上下で請負金額で2000万円かかることを知らないか「人ごと」にしか思っていない証拠です。

その他、和室の照明の暗さ、ウッドデッキ材が全部コケる、年寄りが開ける庭との間仕切りが重すぎて開かないなど、あの人の仕様書どうりにしましたが、結局手直し、施主が奥さんをなだめきれず、本当は払いたく無い変更工事に対し、「工事店が可哀想」という理由でお支払いいただきました。

~つづく~