都合のいいときだけ日本人 〜失われたもの、知りません〜④ | ~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔

都合のいいときだけ日本人 〜失われたもの、知りません〜④

前回の続きです。

長々とすみません。

「許す」という心、陰影に情緒を感じる感性、すべてに神が宿るという考え、何も無いことにしか存在しない宇宙。

こんなすばらしい本質の「心」わずか100年ほどの間にほぼ完全に失った、日本に住む僕たち。

同時に沢山のものも失いました。

僕は建築でしか言うことができませんが、少なくとも、明治時代ぐらい以前の木造建築技術は現代にほぼありません。

「匠」?そんなものありません。

「匠」を持つ人に現代の住宅メーカーぐらいの建築費で工事お願いしても門前払いでしょう。

「匠」の粋を集めて二ヶ月半で家1軒建つ訳ありません。

これだけインターネットが氾濫しても、何が失われたのかという情報を求めないですね。

それより人を「責める」自分が「得する」情報ばかりを求めていますね。

でも都合がいいときだけ、「ニホンにはタクミのワザがぁ~」ニホン人になりますね。

日本人なら、許し、受け入れ、工夫し、伝え、守りましょう

自然と共に、これだけ素晴しい共存をしてきた日本人。

これだけの素晴らしい文化を作り上げた日本人。

あれだけ風土を愛した日本人。

失われたもの、知りましょう。

都合のいい時だけじゃなく、いつでも「日本人」でいましょうよ。


僕にできることなのでしょうか

失われたものを取り返すこと


でも諦めたく無い。