住宅の骨格 〜骨粗鬆症にならない家作り〜 | ~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔

住宅の骨格 〜骨粗鬆症にならない家作り〜

超長期優良住宅(以下200年住宅)を考えるとき、その骨格となる構造躯体についてどうするか考えてみました。

① 長期の耐久性があること

② 安価であること

③ 暮らし向きが良い事

これらをクリアしない材料で骨組みを作るのは、実際に普及しないだろうと考えました。

長期の耐久性について、鉄骨やコンクリート上げられがちですが、よくよく考えると、築200年を越える鉄骨造や鉄筋コンクリート造の建物はないはずです。

では、200年以上実際に住宅として存在した材料は何でしょうか?

日本で言えば当然「木」ということになります。

これで①については「木」を使うということになります。

同時に木と言う材料は、誰もがよく知っていると思いますが暖かく、人を安心させる香りがしたり、調湿効果があったりで暮らし向きが良く③もクリアすることになります。

200年の耐久性を出す柱の太さは5寸以上という実績があります。
しかしながら、5寸以上のムク材柱、を用意するとなるとかなり高価になります。


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木材を集成材にすることにより5寸以上の太さにすることができますが、「集成材」自身の耐久性はどうでしょうか?

上の写真は木造の仏像ですが、それぞれの部品を「にかわ」で張りながら作った「集成材」となっています。
千数百年以上前から木を接着する技術があり、最も古い集成材で出来た梁は170年ぐらい前のものが現存するそうです。

集成材の柱、梁を使うことで安定的に材料も供給でき、かつ②の価格をクリアすることができます。


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実際に建ててみても、かなり複雑な加工ができるメリットが木材にはあります。


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僕にできること

まだまだある木の秘密を解き明かすこと