学習塾撤退〜誇りなき施工の責任〜 | ~資地計築~ 建築デザイン 木下 稔

学習塾撤退〜誇りなき施工の責任〜

現在、河内長野市で歯科技工室を作っています。

以前、学習塾があったテナントを改装して作ることになりました。

~資地計築~ スクエアプラス 木下 稔のブログ

現在解体中なのですが、問題が出てきました。


~資地計築~ スクエアプラス 木下 稔のブログ

換気扇をつなぐスパイラルダクトが全部繋がっておらず、外部との開口であるベントキャップも開いているだけで繋がっていません。

~資地計築~ スクエアプラス 木下 稔のブログ

換気扇、本当にこのままでした、どこにも繋がってません。


~資地計築~ スクエアプラス 木下 稔のブログ

あろうことか、ビル最上階にもかかわらず、断熱材が入ってません。

それどころか、施工写真を撮る目的だけで、数カ所にポイと1枚づつ断熱材を置いてあるだけでした。

施工は超有名な大●ハウスがしたようです。

想像しました。

この学習塾は1クラスに大体15人から20人ぐらい入り4教室ありました。

各教室はドアを閉めるとかなり密閉されます。

16名として必要換気量として単純計算で500㎥は必要となります。
部屋の大きさからすると1時間あたり約9回の換気が必要になります。

多分、断熱材がない最上階、熱くて酸素の薄い教室内で子供たちが勉強してたんですね。
それでなくても、勉強なんておもしろくないものなのに、ぼーっとして集中出来ない環境に置かれていたのではないでしょうか。

理由は分かりませんが、この学習塾が撤退する隠れた原因のひとつではなかったのではと想像してしまいました。

それもですが、こんな工事をして、関わった職人、工事監督は人としての誇りがありません。

これを注文した人、使う人、ましてや子供たちまで巻き込んで迷惑をかける。

本人たちは軽い気持ちだったのでしょうが、これも一つの「未必の故意」と言えます。

ひどい

僕も戒めること

何事にも誇りをもつこと

~資地計築~ スクエアプラス 木下 稔のブログ