努力のベクトル
前回のブログで、努力の上に花が咲く、という内容の記事を書きました。
しかし全部って訳じゃありません。
無駄な努力の上には(望む)花は咲かないんです。
勘違いしないで欲しいのは、『能力が低い人間は高すぎる目標に向かって
努力しても到達できない』って訳じゃなく、『自分(達)の目標に到達するために
行った努力そのものの方向が間違ってる』ことがあるってことなんです。
極端に言えば、英語の点数を上げたい学生さんは元素記号の暗記なんか
しないでしょうし、スタミナを付けたいサッカー選手の練習はシュート練習
ばかりじゃないはずです。
ある企業の中で新規プロジェクトが立ち上がり、メンバーが招集されました。
社運がかかっているプロジェクトだけに期待も高く、相応の重圧もあります。
そんな中メンバーはリーダーの元、チームとしてコツコツ準備を進めます。
そこである社員が“こんな作業より、俺のアイデアだったら・・・!”と誰にも
相談もせずに輪から離れ単独行動で計画外の成果を挙げてきました。
確かにその成果はプロジェクトの成功への大きなファクターとなりました。
しかしそれは結果論で、それは全く逆の結果が出た可能性もあるギャンブル。
その社員はすぐにプロジェクトチームから外されました。
当たり前といえば当たり前ですよね。
個人商店ならいざ知らず、チームプレイの中で単独行動での努力は不要。
チームで目標へ向かう時に必要なのは、同じベクトルの中でいかに自分の
能力を100%発揮するか、いかにしてその能力を更にアップさせる努力を
するか、です。
その事に彼が気付いたとき、チームは成功への大きな前進を遂げます。