中国サッカーリーグ第7節~30秒
あなたは30秒で何ができますか?
コーヒーも淹れられないし、信号も変わらない。
メールも送れないし、お風呂にも入れない。
みんな日常のこと。
でも、30秒で人生が変わることだってあるんです。
先週、歓喜の瞬間を味わった維新スタジアムから数百メートルのところにある
維新公園ラグビーサッカー場でそれは起こりました。
NTN岡山と対戦したレノファ山口のホームゲーム。観客数1100人。
前半12分に先制したあと、らしくないサッカーをしながらも、何とか踏ん張っていた
レノファでしたが。。。あるんですね、悲劇って。
私の目の前で起こった出来事は、1993年のドーハの悲劇そのものでした。
あと30秒、たった30秒集中力を切らさずにいられたら、30秒の使い道を
みんなが考えられていたら。。。
もしもの世界ですが、30秒を意識出来ていれば全く違う景色が見えていたはず。
その結果、ものすごく大きな勝ち点2のビハインドを背負ってしました。
正直言って、心が折れそうでした。いや、ほぼ折れかかっていました。
茫然自失のゲーム後、言葉少なに集まるサポグループ、ヤマグチスタの面々。
いつもは「RENOFA SQUARE」用のゲーム編集のため、会話もそこそこに
帰宅するんですが、今日はそんな気持ちになれませんでした。
そして急遽、サポミーティング。
1時間だけという約束で約20人が車座になって話し合いました。
今日のゲーム内容についてじゃないんです。
レノファ山口がもっと強くなるために、レノファのゲームにもっと沢山の人達が
来てくれるために、そしてレノファを中心に山口をもっと素敵な街にするために。
間違いなくそこに居合わせた全員がショックを受けています。ダメージがありました。
でもそれを表に出さずに、すでに明日のことを話し合いました。
厳しい意見、夢のある意見、涙を伴う意見、楽しい想像が膨らむ意見。。。
それらを時の経つのを忘れて話している最中、感じました。
人生、たった30秒で変わってしまう人生もあるけれど、その数百倍も数万倍もの
時間を費やして有り余るほどの情熱を傾けられる対象物『レノファ山口』と
それを共に愛し共有できる仲間がいることの素晴らしさを。
何となく議事進行の役割をしてしまいましたが、その最中、合間合間で
おちゃらけた言葉を挟まなきゃ、涙がこぼれそうになるほどそれを感じたんです。
今現在朝の5時半。未だ進まぬ編集と向き合っていますが、そのサポミに
出なきゃもっと早くに終わってるでしょう。
でもそのサポミに出ていなきゃ、前述の素晴らしさを見落として挫折していたかも。
おかげで膝を付きそうになってましたが、なんとか踏ん張れました。
また明日から上を向いて、前を向いて進めそうです。
レノファを共に愛する仲間がいるから。
窓の外が明るくなってきました。
そう、明けぬ夜なんてありません。
ま、朝と違って編集の完成は待っててもやって来ませんけどねー。
あ、締め切りだけは嫌でもやって来るんだ。。。



