上手下手 | 吉永達哉のコミュニケーション スクエア

上手下手

上手と下手。


“じょうずとへた”ではなく、“かみてとしもて”のお話しです。


元々舞台用語の上手と下手。


舞台に向かって右が上手、左が下手と呼びます。


語源は定かではありませんが、身分の高い役を向かって右、逆に身分の低い役は


左というのがお芝居の約束事となり、上手・下手という言葉が出来たそうです。

多分、上座・下座という日本の文化から生まれたんでしょうね。



現在でも、落語では身分の違いがある人同士の会話を演ずる場合、噺家は


身分の低い人を演じてる時に上手を見て話し、身分の高い人を演じている時には


下手を見て話をするようです。


ちなみに欧米では、日本とは左右の表現が逆になります。


単なる予想ですが、欧米は舞台に立つ演者さんを中心に物事が


考えられているんではないでしょうか。



でもちょっと待って!


天皇皇后両陛下の立ち位置は??? 新郎新婦の立ち位置は???


天皇陛下(新郎)が下手、皇后陛下(新婦)が上手になってません?


実は、元はちゃんと天皇陛下が上手、皇后陛下が下手にいらっしゃったんですが


大正天皇の即位の礼の際に、欧米のスタイルを取り入れられて


現在の立ち位置になられたそうです。


それ以来、新郎新婦の立ち位置や、お内裏様とお雛様の並びもそうなったとか。




んー。。。何だかややこしい。