ゴーン氏がもたらしたもの
日産のCEO、カルロス・ゴーン氏。知らない人はいないくらいの有名な経営者です。
彼は1999年に日産の最高執行責任者に就いて以降、いろいろな改革を経て
日産を立て直しましたね。
そのゴーン革命とも言われる内容は、約15%もの社員のリストラや工場の閉鎖、
あらゆるコスト削減を行い、一時は7000億もあった赤字を3000億の黒字に
転換させました。そして「日産は復活した」と高らかに宣言したのは有名ですね。
実はゴーン氏が行った改革は社員をリストラするだけでなく、残った社員の内面にも
行われていました。
それはコミュニケーション力の向上。
あらゆるコストを見直したと同時に、業績の悪化と共に削減されていた
社員教育費用を大幅に増額させていたんです。その教育は若手社員のみならず
役員にまでなされたそうです。
一人では仕事が完結しない大企業だけに、一つのプロジェクトに関わる社員数も
数百人と大掛かりになります。その過程でコミュニケーションが取れていなければ
時間と費用の大きなロスが発生することをゴーン氏は知っていたんです。
以降、日本の有名な大企業でもコミュニケーション能力向上のための研修を
行うようになってきましたが、それでも世界レベルではまだまだ。
もったいない、もったいない。