コミュニケーション能力のルーツ
本質とちょっとしたコツを得ればコミュニケーションスキルは誰でも身に付けられ、
同時にコミュニケーション能力は高まります。
でもそんな努力をせずとも、意識せずとも初めからコミュニケーション能力の
高い人がいます。何が違うんでしょう?
限定はできませんが、それは幼少期の環境にあるといっても過言ではありません。
福岡教育大学の横山教授が言うには、近年の子供は「無遊病」だそうで、
遊ばない、というより遊べない子供達が増えているそうです。
皆さんは子供の頃、どんな遊びをしていましたか?私は仮面ライダーごっこから
始まりウルトラマンごっこ、チャンバラ、缶蹴り、ねこどん、ハンドベース、1週間、
ゴム跳び、馬跳び・・・etc。
データによると、戦前の東京の子供達が知っていた遊びは4000種で、
現代の東京の子供達が知っているのはたったの20種だそうです。
しかもその20種もほとんどが乾電池やコンセントを要する物、だそうです。
現代の子供達はその影響で、限られたごく小数の友達とだけ遊ぶようになり、
遊びの中で受ける心と体の痛みはほぼバーチャルになってしまっているのが現状。
横山教授の考えを要約すると、以下のようになります。
年齢もばらばらの子供達が何処からとも無く集まり、何も無い状況からあれこれ
考え、自然に役割分担が出来上がってそこに遊びが生まれる。
そうした環境の中で「社会性」「協調性」「人間関係能力」「基礎体力」「運動能力」
「我慢」「自主性」「創造性」という、いわゆる人間が人間として強く生きてゆくための
必要な能力全てを身に付けていくものである。
すなわち、子供の遊びは学校での勉強に匹敵するほど大きな意味を持ち、
子供達にとって、遊びはかけがえの無い心の栄養剤であることを
本気で認識すべきである。
一流大学に入学しても、プロ並みのピアニストになっても、人間力が伴わない人は
社会に適応できないでしょう。
学校が終わって塾や習い事も決して悪くはありませんが、一時の特技習得や
学力のみの向上を願うより、人間としてのちゃんとした成長を促す方を
優先すべきだと思いませんか?
今後、人間力の低い若者が増え、その人達が未来の日本を背負うと思うと
少し怖い気がしますね。