心に絵を描け!
相手の頭(理性)と心(感情)に訴える話しは実に印象深く、それは持続します。
それには内容もさることながら、表現力も必要になります。
その表現力にもいろいろとテクニックがあるんです。
今日ご紹介するのはその基本であり、代表的なテクニック「ピクチャートーク」。
これはロシアの演出家スタニフスキーさんが唱えたもので、彼曰く、
最も理想的な会話とは、相手の心に絵を描くように話すこと、だそうです。
例えば、レノファ山口のゲームで、#7福原コータ選手がドリブルでディフェンダーを
1人かわし、キーパーの動きを見てループシュートを決めたシーンを伝えると
しましょう。
「#7コータがね、相手ディフェンダーをドリブルで抜いて、ループシュートで
決めたんだよ。」・・・そのまんまですね。
これを、「#7コータがディフェンダーと1対1になった時、一瞬中央の
#10シンペーをチラっと見たんだよ。で、デフェンダーがそれにつられて、
#10シンペー側に体重かけたんだ。それを見逃さなかった#7コータが
キュン!って加速して置き去り!んでキーパーさえもゴール前に走りこむ
動きを見せた#10シンペーに釣られて、体重が前のめりになってたんだ。
それをよーく見てた#7コータは、一瞬ディフェンダーを置き去りにした
そのスピードを止めて、まるで手でデリケートな物をそっと投げるように
フワっとループシュート蹴ったんだよ。
その瞬間はホント、時間が止まったように、まるでそれまでの強い風も、
周りの歓声もピタリとやんだようだったな。
で、キーパーは全く動けず、ボールはネットに突き刺さるどころか、優しく
ネットを揺らしただけ。」
ね、なんか情景が浮かびませんか?
このように、相手が頭に情景を浮かばせやすいように、色、温度、速度など
織り交ぜて話すと、内容と共にイメージが残るんです。
是非おためしを♪