お婆ちゃんの知恵袋
今日のしゅうなんFMのゲストは、光市の“あかちゃんに優しい病院”梅田病院
理事長の梅田先生。
毎月最終木曜に「Loving Hugをあなたに」というコーナーにお越しいただいてます。
今日のお話しは、植村花菜さんの「トイレの神様」から入りました。
トイレには綺麗な神様がいて、トイレを毎日キレイに磨くと、べっぴんさんに
なれるという歌詞ですが、実際にそんな言い伝えがあるそうですね。
言い伝えとは、現実的には起こりえないが、それを気持ちよく実行させる為の
言わば優しいうそ。
しかしそれを気持ちよく実行することによって、実はその人の心が綺麗になり
心美人になるんだと思います。
その教えはお婆ちゃんの知恵で、トイレの神様もそうですが、その他多くの
知恵も日本人気質に合っていて、しかも理にかなっているものが多いんです。
例えばトイレ掃除。現代は柄付きのモップなんかで立ったままスイスイ
綺麗にするんでしょうが、それまでは雑巾を手にしゃがみこんでの姿勢。
実はこのしゃがみこむ姿勢が、股関節と産道周辺を柔らかくするそうで
お産を楽にする秘訣の一つなんだそうです。
現代の住宅事情などの要因から、しゃがむことすら出来ない人が多いとか。
世の中、便利になるのはいい事ですが、人間が退化してるようで怖いですね。
それと驚いたのが、様式便器に座って小用を済ませる男性が急増してるとか。
温水洗浄便座を製造販売しているパナソニックが昨年の6月から8月にかけて
行ったアンケート調査の結果によると、“時々”を含め、座って小用を足す男性が
なんと驚きの56%!
成人男性が何故座って用を足すのかは分かりませんが、子供がそうするのは
多分に親の躾ではないかと思われます。
その躾の理由は「トイレを汚さないようにするため」でしょう。
でも、その教えは正しいのでしょうか?
思うに、汚さないよう座って用を足すことを教えるのではなく、汚したら
綺麗にすることを教えるのが教育ではないでしょうか?
まぁ男の子に「自分で綺麗にしろ!」と押し付けたところで反発するでしょうね。
だからこそ、お婆ちゃんの知恵袋!そう、優しい嘘の出番です。
掃除の手間を考えた親の為の対策よりも、子供の成長の為の教えのほうが
結果、美しい心を育て、更に美しいトイレが維持できて、一挙両得かと。
お婆ちゃんの知恵袋って心を育て、更に合理的で環境に優しい生き方の
ヒントがいっぱい詰まってるんですね。
因みに中国では、お年寄りが亡くなるのは図書館一つが無くなるに等しいと
考えられているそうです。
この美しい教え、私と同年代の人間が伝えていかなければいけません。