ザイアンス?さいでやんす!(((;-д- )
営業は断られてからがスタート。
約20年前、営業を始めたばかりの新入社員だった私に向けられた上司の言葉。
初めての訪問先では当たり前のことですね。
でも、わかっちゃいるけど精神的ダメージは多少あります。
ここで苦手意識を持って、足が遠のくとビジネスチャンスを自ら失うことに。
だから嫌々ながら通うんですが、いつからか苦手意識が薄れだし、
反比例するように会話が増えてきます。
これは相手の対応が徐々に変わってきているから。
相手は意図してそうしているかというと、殆どの場合はそうではありません。
自然とそうなるのです。
ではなぜそうなるのか。
それは、嫌々ながらも何度も通った、顔を見せたから。もちろん、気持ちとは
裏腹に、元気に笑顔で訪問することが大前提ですが。
では相手は熱意に応えた、もしくは情に絆されたのか?
ま、それも無きにしも非ずですが、そこには人間心理が隠されています。
「単純接触効果」というのをご存知ですか?
視覚や聴覚などの五感に、特定の刺激を繰り返し与えて接触させるだけで
その刺激や刺激をもたらす人や物に対して好意的な態度が形成される
効果の事をいいます。
これはアメリカの社会心理学者のザイアンスさんが提唱したもので、
ザイアンスの法則とも呼ばれ、この名のほうが有名でしょう。
これは対人だけでなく、人の消費行動にも当てはまるもので、
より多く目にした商品を選ぶ確立が高いことが実験で分かっているんです。
平たく言えば刷り込み効果です。
だからこの考えをもとにCMやパンフレットをじゃんじゃん流し、配るんですね。
ともすれば根性論とも捉えられる「用が無くとも何度も通え!」という指導は
言ってる上司には持ち合わせなくとも、ちゃーんと裏づけ理論があったわけです。
それを知っていると、「何回目くらいで態度が和らぐかなぁ。。。」なんて
予想を立てながら営業ができて、別の楽しみが生まれそうですよね。