コトバンク「むつかしいことは・・・」
他人に説明をしなきゃいけない場面ってよくありますね。
職場でも家庭でも仲間内でも。
この説明に人の性格がよく出るんですが、難しい話しをするのに難しい言葉や
難しい言い回しを使う人、疲れません?
聴いててチンプンカンプン。質問しても回答がまたチンプンカンプン。
ま、私の知識不足も大きな原因ですが、もっと分かり易く言えないモンか?
同じように、真面目な話しを真面目に話す。ごく当たり前ですが、
私の場合、性格的にそれが出来なくて、最後には必ずおちゃらけちゃいます。
その姿勢に批判的なご意見を頂いたこともありますが、
私の中で、私を支えるバランスだ、とぼんやり思ってました。
そんな時に出会った言葉。
『むつかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく』
昨年がんの為亡くなった作家・劇作家であり、日本文化の功労者である
井上ひさしさんの言葉です。
難しいことは誰にでも理解してもらえるよう、やさしく。
誰でも理解できるやさしい事は、もう1歩踏み込んで深く。
誰もがう~んと考え込む深い話しは、1歩引いて面白く。
まさに私の話し方のベースとなる考え方で、スッキリ視界が晴れた思いでした。
これから先、仕事としても私人としても人と話しをする時、そして
番組をつくる際にも、この言葉を基本にしてゆくでしょう。
この井上氏の言葉は至るところで紹介されている名言ですが、
この言葉には続きがあります。
『むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、
おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そして
ゆかいなことをあくまでゆかいに』
稀代のエンターテイナーを支える根幹を表す言葉ですね。