アドリブのために!
私の仕事は収録もの以外、基本的にライブが多いんです。
イベントや式典、ウェディングパーティーなどなど。
式典は別にして、楽しい系の司会で求められるもの。喋る技術や進行能力は
もちろん、アドリブも必要となります。
アドリブと言っても、単に原稿や進行表に無かった事柄を喋るという事ではなく
アクシデントやハプニングがあった時に、周囲に動揺させないよう治めつつ
元の進行にノッキングなく戻すという事もアドリブの力。
アドリブに必要な能力はいろいろあります。経験や引き出し、語彙など。
もう一つ、司会じゃなくともコミュニケーションの場でも必要なのが観察力。
対話する場合、必ず相手があります。その相手がどういう状態なのかを
正確に把握しないと、単に独りよがりとなってしまいます。
よく「あ、今、部長の機嫌が悪そうだから報告は後にしよう」って有りがちですね。
簡単に言えばそういうこと。
話しかける前には、今話しかけて邪魔じゃないか、今は機嫌がいいか、
周りに人が多いがこの話しはこの部屋でしてもいいか、など気にかけることは多数。
話しかけてからは、この話し不快に思ってないか、興味を持っているか、
体調面・精神面共に話しが聴けている状態か、など気にかけ続けます。
これらに心理学的観点を加えれば、更に相手の状況が把握しやすくなります。
ま、そこまでしなくても、何となく心ここに在らずって時には感じますよね?
それらの状況が感じ取られたら、それらへの対応策を講じれば済みます。
体調が悪そうだったら、最後まで話す事より相手を気遣う発言が好ましいし
目が輝き身を乗り出してくれば話しのギアをシフトアップすれば良し。
いくらシナリオをイメージして対談に臨んでも、それは状況により一変します。
だからよ~く相手を観察する力が必要なんです。
お笑い芸人でもない私が、パーティーの最中にたった一言で笑いを得るには
人と違う視点を持つことと、この観察力が不可欠なんですよね~。