金の価値を持つ沈黙 | 吉永達哉のコミュニケーション スクエア

金の価値を持つ沈黙

僕のように喋るのが仕事の人間に多いのが


沈黙が怖いってこと。


特に生放送中や、ステージ上ではその恐怖感が


無意識に襲ってくるため、ついつい無駄に言葉を


増やしてしまいます。



それはみなさんの日常でもありますよね?


でもね、対話の場合、その沈黙恐怖症が


相手のいい部分を殺してしまうことがあるんです。



会話をしていて、相手が「え~と、あの~、ん~・・・」


と言葉に詰まる事ってよくありますよね?


その時「○○ですよね」とか「つまり○○だと。。。」


なんて言葉を挟みがちですが、その反応が


「はい!それそれ!」って感じの反応か、


「あ~、はい、そうです。。。」って感じの反応か。


前者の反応は、多くが所謂ド忘れです。


これに関してはいい助け舟となってるから問題なし。


問題なのが後者。後者はド忘れではなく、精神的な


プレッシャーなどからくる思考の混乱からくる現象の


可能性が大きく、これを繰り返されると、相手に


劣等感や会話に対する苦手意識、さらにあなたに


対しての苦手意識に発展します。



そんな相手に対しては、待つんです。


相手が少しでもリラックスできるよう、笑みを浮かべ


無言で頷きながら待つんです。


特に子供に対しては焦らせちゃいけません。


「へ~、うんうん、それで!?」なんて言葉を挟みながら


相手を気持ちよく話せるよう乗せてあげると


嬉々として話してくれます。


たどたどしいけど思いを言葉に出来て、それを


聞いてもらえると、安心感が生まれ気持ちよくなります。


その気持ち良さは、あなたとの会話の気持ち良さに


変わって行き、それは好意から信頼感へと繋がるんです。



時として“待つ”という沈黙は大切なものを生み出します。


正に「沈黙は金、雄弁は銀」ですね。