コトバンク~技術と心
私の仕事は司会。
よく周囲のみなさんから言われます。
「いい言葉を言うの大変やね。」
「その場その場でうまいこと言うのってすごいね。」
確かにそうです。
でもそれは技術。
どの世界でも生き残るには、誰にも負けない技術が必要です。
では最高の技術を持ってさえいれば生き残っていけるのか。
私の答えはNOです。
技術が必要なのは当たり前。
だってどんな世界であってもプロなんですから。
しかし、永く社会に有益なプロとしてあり続けるには
技術を裏付ける心が必要なんです。
僕が常に心に置く言葉の一つに
「タフでなければ生きていけない。
優しくなれなければ生きる資格がない。」
レイモンド・チャンドラーが生み出した劇中の探偵
フィリップ・マーロウが言ったセリフだ。
それを仕事にあてはめれば、
「技術が無ければ生き残って行けない。
心が無ければ生き残る資格が無い。」
だと思います。
だからこそ、私の仕事であれば
主催者の意図を汲み、その代弁者として
その思いを伝えていく。
その信念が無ければ、いくら上手に原稿を読めたとしても
この仕事に就く資格が無いと思っています。
まだまだ勉強です。