たった一人の男
今日は祭りをした。
たった一人の男のために。
たった一人の男のために県内はもとより
九州一円から集った。
たった一人の男のために200人が踊った。
たった一人の男のために200人が泣いた。
たった一人の男のために200人が笑った。
たった一人の男に200人はさよならを言わなかった。
200人は間違いなくたった一人の男を胸に刻んだ。
なぜたった一人の男のためにこれほどの人間が動くのか。
自分の信じる道を歩み、
その途中で出会った同志との和を尊び
人を恨まず、人と競わず、
自分を飾らず、自分に嘘をつかない。
そう、自然なんだ。
大地のように、海のように、森のように、自然なんだ。
たった一人の男は、どこまでも自然で心地良い。
明日もその男に会いに行こう。

