レノファ山口~2010ホーム最終戦
4月に開幕し、確実にその実力と観客数を伸ばしてきたレノファ山口。
今日は今年のホーム最終戦でした。
相手は今季、らしくなく低迷している強豪NTN岡山。
今季チーム成績はイマイチながら、得点力は中国リーグトップクラス。
今季前半戦での対戦は5-2とスコア的にはレノファ快勝に見えますが
NTN本来の底力を見せ付けられたゲームだったようです。
一瞬の隙を見せればその爆発力の餌食となるその緊張感。
そんな中、当初の目標には達しなかったものの、維新公園を
オレンジに染めあげる1300人の観戦者の大声援を背にキックオフ。
前半は、今季得点力を誇る両チームの戦いとは思えないほど
互いに決め手を欠く展開。
公式記録によると前半のシュート数は両チーム合わせて4本。
レノファにいたっては#16田村の1本のみ。
ハーフタイムに月岡監督からどんな檄が飛ばされたか、
後半は多少アグレッシブな展開となりました。
特に動いたのが#5吉次投入後。チーム全体が活性化しました。
結果、71分に#2伊藤がNTNゴール前での混戦の中、
こぼれたボールを落ち着いて左足で押し込み先制。
その後猛攻をみせるNTNの攻撃を#34西川が何度となくビッグセーブ!
91分には前がかりになったNTNの一瞬の隙を突いて#7福原が
#2伊藤のヘッドでのNTNディフェンス裏へのフィードに抜け出し
落ち着いて流し込みダメ押しの追加点。勝負ありました。
#2伊藤の先制点の場面。ゴール前での浮き玉に対して
はやることなく、慌てることなく吹かさず決めるのは意外と難しい。
ゲーム後の#2伊藤談によれば、
「目の前にボールが来た瞬間、ゴールへの道筋が見えた」との事。
ハートは熱く頭はクールに、そのもの。
#7福原の追加点の場面。それまで決定的なシーンが作れないまま
フラストレーションが相当溜まっていたにも拘らず、
最後まで狙い続ける生粋のストライカー魂が形になって表れました。
これで現在中国リーグ得点王争いの同率首位へ。
しかしゲーム後の#7福原は決して満足していない表情でした。
今日は観戦者からすれば、いつものワクワクするような
レノファ本来のゲーム展開が見られず、多少不満だったかも。
それは#4吉田と#27三浦両選手の初スタメンからなる
ぎこちなさもあったでしょうが、主には選手の疲労度。
天皇杯を戦い終えた選手たちに向けての今週の練習メニューは
コンディション調整ではなく、更に追い込むキツいメニュー。
ゲーム後の選手たちは口々に体が重かったと証言してました。
ともすれば月岡監督に向けて???という思いがあってもしかたなし。
しかし、月岡監督はその先を見据えていました。
月岡監督の照準はこの先にある過酷な地域決勝。
さすが天皇杯でフロンターレに昨年の借りを返す事を目標としていた名将です。
いよいよ今シーズンの残り試合は3つ。
次節のアウェイゲーム、デッツォーラ戦に勝てばリーグ優勝が決定。
しかしレノファには3戦3勝を望みます。
そこには地域決勝に向けての勢い、そして得点王・アシスト王という
個人的なモチベーションとその結果に得る自信を見に纏って欲しいから。
ゲーム後の#27三浦が語った言葉。
「今日の最大の敵は“緊張”でした。」
そう、これからレノファに立ち塞がる最大の敵は「己」なんです。
さぁ、レノファ!慢心を無くして邁進し、
圧倒的な力を示し、一気にJFLへ駆け上がろう!
その瞬間まで「We are RENOFA」を胸に
我々も力の限り共に戦い抜くぞ!